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片岡大志なりゆきライブ・ライブレポート

~2001.7.20 CALIFORNIA -AGAIN~


曲順

1.新品の日々
2.すて猫
3.September
4.Hello バイバイBye
5.コバルトブルー
6.shatter
7.失恋
8.日曜日
9.みさお
10.Don't worry
11.大きな風
12.Smile
13.ピアニシモ
14.大きな古時計



日付も変わり夜も深みを増し、ほろ酔い顔があちらこちらに見え始めた
都内某所のRESTAURANT&BAR CALIFORNIA -AGAIN- に
いつものようにふらりと顔を現した片岡大志氏。
今日はいつもの店でいつものように呑みながら、本人の気分次第で
行われるリハビリテーションを兼ねたなりゆき任せのライブが行われる日。
最近はProducer業で多忙な日々を送ってる片岡大志さんが東京でライブ
として唄ったのは約1年3ヶ月ぶりのこと。ファンとして唄い手・片岡大志の
活動を心待ちにしていたことは言うまでもない。

ギター1本で奏でる暖かい音色に、他の誰でもない彼にしか出せない
個性ある唄声が混じりあうと、誰もが息を潜めて夜の静けさには
片岡大志の眩しい音楽の世界だけがあふれだす。


新品の日々が まだあふれてる♪

New Bone Days... 「新品の日々」
まさにライブの始まりに相応しいこの曲。
私は大志さんのHPにもこのタイトルをつけている。
どんな時でもこの曲を聴くと前向きな気持ちになれる。
胸の奥にはいつもこの言葉がある・・・。
「新品の日々」を歩き出したい、そう感じた時にはいつも
私の中でこのメロディーが、この歌詞が流れ始める。
今回のこのライブもこの曲とともに「新品の日々」を
歩き始めたのだろう。

忘れないで わたしのこときっと 忘れないでいてね.....
目を閉じればとどきそうな戻れそうな時間の彼方♪


2曲目はストーリー性のある「すて猫」
まるで物語のようなその歌詞はちょっと切ない
だけどどこか暖かいラブストーリー。
曲を聴いてるだけでその風景が思い浮かぶ。
唄い終わるとまるで短い映画でも見終わった後のような
そんな気持ちにさせられる曲だった。
CDでは何度も聴いたことはあったけど、ライブで聴いたのは
今回が初めて。何故かそれだけで今日のライブが
今までと違ったものになることを予感させてくれて、
期待で胸をいっぱいにさせてくれたのでした。

In September 君を見てた ずっと見てた
In September 恋に落ちた すぐに落ちた...
世界は 僕らの 夢に 気付かない
世界は 僕らの 行方に 気付かない♪


3曲目はさわやかな風が吹きそうなメロディーの「September」
September...、個人的に9月は私が生まれた月でもあるので、
他の季節に比べると少しだけ思い入れが強い月かもしれない。
だから、この「September」という曲にもそんな想い入れがある。
また、彼の独特の詞の世界が散りばめられた1曲でもある。
In September...♪の唄い出しのメロディーはとてもキャッチ-で
思わず一緒に口ずさみたくなってしまいます。
そんな「September」、ライブ中は曲と一緒に揺れてました。

また君に逢えるといいのにね
くせのある笑い方も...♪


4曲目はCDではとってもポップな「Hello バイバイBye」
アコギ1本で奏でたイントロはまた違うイメージを感じさせて
くれました。でも、なんか笑顔になっちゃうんですこの曲。
昔から大志さんの曲は聞き込んでるから、イントロの出だしだけで
すぐにどの曲か当てられちゃう私は、真っ先に笑顔になってました。
すっごく暖かいんですよね。この曲は・・・。
聴いてる人をHappyな気持ちにさせちゃうパワーがある曲。
だから笑顔が似合う曲なんです。
会場にはあったかい空気が流れていました。

ジョンレノン聞きながら 東京初雪の夜♪

5曲目はライブでは昔から定番の「コバルトブルー」
「今日は事務所の女の子が遊びに来てくれてるので
その子のために歌います」そうMCして歌い始めたこの曲。
V6に提供した曲ということで、この曲はライブでしか大志さんの
唄声を聴く事が出来ないこともあるのですが、「コバルトブルー」
を聴くとライブということを実感させられます。
しんみりと聴かせるこの曲で、ゆっくりと会場の時間は流れました。

君が好き それだけで素敵
君が好き 癒えていく渇き
君が好き 夜にとけてゆき
いつのまにか また 夢の続き♪


6曲目はCDとしては発売されてない未発売曲の「shatter」
でも、ライブではよく耳にするナンバーです。
「君が好き それだけで素敵♪」って歌詞がすごく印象的です。
ストレートだけど、でもそこには大志さんらしいやさしい歌詞が
溢れています。ライブでしか聞けない曲だから、やっぱり
歌ってくれると嬉しいですね。

もう どうしても あきらめなきゃいけないなら
今は慣れよう 一人で大丈夫だと伝えよう♪


7曲目はとっても切ないバラードの「失恋」
「あいたくて ただ あいたくて 忘れられてしまうその前に♪」
心に響く唄声・メロディー・そして1つ1つの言葉達・・・。
すべてが交わって1人1人の心に伝わった気がします。
涙を流してる子もいて、あたしもつられそうになっちゃったくらいです。
そのくらいジ~ンと心に響く唄でした。

君と僕と曖昧な存在理由ってやつと
限りなくのんきな日曜日(海の日)♪


8曲目はずっと待ち焦がれてた「日曜日」
私が1曲だけずっと聞いたことがなかった曲がこの曲。
今回のライブ前には唯一持ってなかったこのCDも入手して
やっと聞く事ができたのですが、とにかく嬉しくて嬉しくて!
しかも、その「日曜日」を今回のライブでも唄ってくれた
ものだからVery Happy!!!
また↑の歌詞の通り、日曜日って部分を海の日って替え歌して
くれたりして笑えました。

架空の街 架空のシナリオ 架空の約束
点を探し 線で結び 静けさを集めよう♪


9曲目はとにかくかっこいいの一言につきる「みさお」
あたしは”かっこいい”曲と聞かれたならばこの曲を
1番にあげるかもしれません。今まではコーラスで低音のきいた
唄声の大渡亮さんがいつも一緒に唄っていた曲だったので、
大志さん1人じゃ唄ってくれないかなぁって正直半分諦めていました。
それが聞けたものだから飛び上がりそうなくらい嬉しかったです。

Don't worry さびしがり屋は誰だい?
今夜もよく泣いたのかい...
夜の一番深い所に座って目を閉じたら
ずっと長い間 胸に隠してた
ココロがこぼれ落ちた♪


10曲目は何故か無性に聴きたかった「Don't worry」
「Don't worry」もライブでしか聞けない曲なのです。(CD未発売)
でも、頭の中ではよくこのメロディーが流れます。
あたしの中ですごく印象に残ってる曲なのかもしれません。
この曲を聞くととってもやさしい気持ちになれます。

かなしいや はかないを知れば
どれだけ強くなれるの
君にやさしくなれるの♪


11曲目は亜波根綾乃さんに歌詞を提供した「大きな風」
あたしがカラオケに行くとよく歌う曲です。
やさしい言葉が散りばめられた素敵な曲です。
でも、まさかこの曲を大志さん自身がライブで唄ってくれるとは
まったく思っていませんでした。だからすごく感激でした。
それまでも何曲も好きな曲を聞けてすっごく嬉しい気持ちでいっぱいで
しかも、大志さんのライブを今また聞けてるってことがすっごく
すっごく嬉しすぎて、あたしは思わず涙しちゃいました。
ライブで嬉しさの余り泣いてしまうなんて初めての経験でした。

にぎやかだった時は過ぎて
皆んな帰ろうとしてる
汚れた顔で笑ったら
それがサヨナラって意味♪


12曲目は大志さんの定番曲と言っても過言ではない「Smile」
たぶん、大志さんの生唄で1番多く聞いた曲はこの曲だと思います。
やっぱりみんなから指示を受けるだけの曲はあると思います。
すごく親しみやすいし、この世界観って私も大好きです。

僕達は笑ってる
誰かにココロ許したくなる♪


13曲目はあたしが昔から大好きな「ピアニシモ」
余談ですがこの曲が好きだから煙草はSalemのピアニシモを
ずっと吸っています。私のちょっとしたこだわりですが。(笑)
本当は今回のライブ12曲目の「Smile」で終わろうとしてたんです。
でも、みんなの声に応えてこの曲を唄ってくれました。
あたしは「誰かにココロ許したくなる♪」このフレーズが特に
好きなんです。心がやわらかい気持ちになります。

最後に「この曲はマスターに贈ります」と言って始まった「大きな古時計」
私はこの曲の、大志さんらしい独特の唄いまわしとアレンジが大好きです。
「大きな古時計」は大志さんの唄が1番だと思っています!


そんな感じで幕を閉じた「片岡大志なりゆきライブ」
今回はなりゆきと言いつつも、14曲も唄ってくれて、
しかも今まで聴けなかった曲も沢山聞くことが出来て本当にHappyでした。
また、ライブハウスとは違った味があってよかったと思います。
笑顔になれたり涙したり... とっても素敵なライブでした。

これを期にまた大志さんがどんどん唄ってくれたらいいのになぁ。

でも、大志さんの音楽に出逢えて、そしてまた今もその音楽に
触れることが出来て本当によかったです。


writing by Rumina