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HOROrelax or POROliqueur
片岡大志VS伊良皆誠vol.3


~9月14日 渋谷屋根裏~


とうとう3回目となる、HOROrelax or POROliqueur。
今回は会場も変わって、渋谷屋根裏でのライブとなりました。
平日とありながら、今回も開演前から会場の外には長蛇の列。
今回は、チケットを予約した人には特典として、HOROrelax or
POROliqueurのオリジナルカセット番組のテープがもらえるということも
あり、それを楽しみにして並んでる人も少なくはなかったと思います。
ちなみに、そのオリジナルカセット番組の中身を聞けなかった人に
少しだけ紹介すると、伊良皆誠さんがラジオ番組のDJとなり、その番組に
片岡大志さんがゲストで登場するという設定で番組は進行していき、
途中、ライブでしか聴くことの出来なかった、片岡大志さんが唄う
『コバルトブルー』が流れたり、『Swallow and Blue』をギター1本で
唄った曲が流れたり、ファンにはたまらない内容になっていました。
ちなみに、今回のライブはリハーサルが遅れてしまったこともあり、
スタートが少々遅れての始まりでした。
もちろん、いつも通り伊良皆誠さんのバンドからスタートしたのですが、
今回は、伊良皆さんバンドは名前をかえ、「this ic」としてのステージを
見せてくれました。
ちなみにメンバーは、Gtr 知念輝行さん, Bass 斉藤光隆さん、
Dr 浜崎大地さんというお馴染みの息のあったメンバーで、
伊良皆誠さんは、いつも以上にはじけたステージを見せてくれました。
しかも、今回は、シングル曲6曲とも演奏してくれるということもあり、
それだけで会場は大盛り上がり。
しかし、いつもながら 伊良皆さんって、本当にお客さんのひっぱりかた
がうまいなぁと感心してしまいます。会場とのコミュニケーションの
とりかたがうまいんですよね。
それに、本当に楽しんで唄ってまーす!っていうのがすっごく伝わって
くるから見ているこっちも、本当に楽しくなってきちゃう。
伊良皆マジックとでもいいましょうか?!会場のみんなが笑顔に
なっちゃうんです。すごいです、本当!
ちなみに、this ic(伊良皆さんバンド)は、『this ic love? live』と題し
10月14日(木)に渋谷クロコダイルでライブを行います。
伊良皆さんの曲を知らない人でも、ライブとして本当に楽しめちゃう
と思うので、時間が開いてる方は是非足を運んでみてください。
で、いよいよ、片岡大志さんの登場!
いつも通り、YAIRIのギターをもった大志さんが、今回は1人で登場して
「swallow and blue」をしんみりと…、いや、熱く聞かせてくれました。
伊良皆さんの時とは一風変わって、今度は会場のみんなが静かにその曲
を聞き入っている状態。
でも、いいんだなぁこれが……。
大志さんの世界がすごく滲み出ていて…。
でも、聞かせるといったら、伊良皆さんが最後に唄ってくれた、「新生」
も負けてはいないんですけどね。
どちらも、本当にいい曲です。
でもって、大志さんはそのまま2曲目も、「コバルトブルー」を唄って
しんみりとそして熱くきかせてくれました。
でも、やっぱり コバルトブルーのファンは多いのかな??
イントロが流れただけで、会場が少しざわつきました。
でもって、ここで、Gtr 秋山ひろのりさん, Key 鶴谷崇さん、
Bass 斉藤光隆さん、Dr 斉藤タカシ(Drums) が登場!
そして,「shatter」「 September」と、アップテンポの曲になると
Sax&Key 浦清英さん、Key 河野圭さん、パーカッション 田辺晋一さん
も登場し、会場は一気に熱くなりました。
でも、個人的に今回のライブで嬉しかったのは、「So empty」が聴けた
こと!この曲は大志さんの1枚目のアルバムに入ってる曲で、
1枚目のアルバムの曲をなかなかやってくれない大志さんのライブで、
この曲が聴けたことは、ファンとして、とっても嬉しいのです。
あと、「君といた場所」や「ハミング」なんかも最近のライブでは
聴くことの出来なかった曲なんかも聴けて、とても嬉しかったです。
そういった、意味でも、今回の大志さんのライブはちょっと新鮮だった
気もします。
途中、秋山さんが機材でトラブって、ギターソロの頭の部分が
弾けなかったり、大志さんが出だしの歌詞を忘れてしまったりと、
ちょっとしたトラブルはあったものの、逆にそれで会場は盛り上がり、
やっぱり、トラブルや失敗っていうのも、ライブの良さかなぁって
思っちゃったりしました。
しかし、伊良皆さんが出てきて、大志さんと2人で唄った「Step」は、
なんだか、楽しめました。
伊良皆さんがビール片手に上機嫌で登場して、顔にはいたずらで
書いたお化粧もしつつ、あんちょこを手のひらに書いて堂々と
見ながら唄っちゃったりなんかして、大志さんも、伊良皆さんの
ことを指差しながら「あんたにゃぁ 時々 わからなくなーる 
夜がある」なんて唄ってたりして…。
でも、それに負けず劣らず、最後には、サザン オールスターズの
「勝手にシンドバッド」をセッションしてくれちゃったりして、
なんだか、2人ともやってくれるなぁって思っちゃいました。
ちなみに、大志さんの曲目は、下記の通りです。

1・swallow and blue
2・コバルトブルー
3・shatter
4・September
5・君といた場所
6・密航者
7・So empty
8・ハミング
9・ゴチャついた世界
10・life goes on
11・Step
Session
勝手にシンドバッド


そうそう、大志さんも11月に、今度はワンマンライブをやるそうです。
もう、ファンの私としては、待に待った、片岡大志さんのワンマン
ライブ!もう、ワンマンライブなんてどの位ぶりになるんだろう?!
とにかく、本当に嬉しいです。
でもって、肝心のライブの詳細の方ですが、日程は、11月21日
場所は、吉祥寺クレッシェンド、開演は19:00、チケットは
前売り2200円/当日2500円(ドリンク別)となってます。
是非、是非、見に行ってみてくださいね。
ちなみに、整理券は当日の4時から配付されるそうです。
私なんて、まだ仕事の日程がわからないので行けるかどうかもわからない
のに、おもわず、嬉しさのあまり、前売りチケットをもうすでに
買ってしまいました。

とにかく、今回のライブも前回に引き続き、成功に終わったんじゃ
ないかなぁと思います。
今回、ライブに足を運べなかった人も、次回は必ず見に来て下さいね。
最高のライブを見ることが出来ると思います。
そして、次回のライブ会場で今このライブレポートを読んでくれてる
あなたとお会いできることを楽しみに待ってます。

writing by Rumina