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- Tangled up in blue -

~2002.1.14 高田馬場PHASE~



ずっと... ずっと... 待っていたんだよ。。。

この日が来ることを...


2002年1月14日... 高田馬場...
夕方になるとライブハウス「PHASE」の前には
道を埋め尽くす程の沢山の人だかりが出来ていました。

そう、今日は片岡大志さんの約2年ぶりとなるワンマンライブ当日。

心の中には抱えきれないくらいの沢山の想いと、
その長い年月とともに増えていった想い出がぎっしりと詰まっている。
それらを溢さぬように鞄の中に詰め込んで、私はここへとやってきた。

熱い唄声と、その音色に心傾け、優しい言葉の世界に触れていたい...
私の心を暖め、やわらかくしてくれるそんな魔法がここにはあるから。。。



《蒼すぎるブルー》

光太郎さんの元気の良いギターでライブは始まった。
爽快に奏でるギターフレーズが印象的。
大志さんも力強く唄いあげる・・・。
もちろんスタートから会場は盛り上がりをみせた。

そんなライブを一緒に盛り上げてくれたのは、
大志さんの仲間でもあるバンドメンバー達。

浦清英(Sax Key)
村田昭(Key)
河野圭(Key)
臼井かつみ(Dr)
斉藤光隆(Bs)
田辺晋一(Perc)

実力のある個性派揃いだ...
こんな素敵なメンバーに囲まれて唄う大志さんは
ステージ上でも輝いていました。



《ハレー彗星が降った年》

この曲からSaxの松本ヒロシさんが登場!

今回は原曲とかなり違うアレンジで聴かせてくれました。
おもわず首を縦に振りたくなるようなリズムを刻んで、
歌詞をストレートに唄い上げて行く...

ハレー彗星が降った年、私はまだ幼かった。記憶も曖昧。。。
でも、この曲を聴いてると何故か懐かしさを感じる。
そして「新しい夢をみようよ・・・♪」そんな歌詞に背中を押されるのだ。

「ポストのいらない手紙・・・♪」
「とっくに遅刻の電車で誰も来ない待ち合わせ場所へ・・・♪」
そんな表現も私は大好きだ。

とにかく素敵な言葉が沢山詰め込まれたこの1曲。
ポップなメロディーにのせて、私達にも夢を運んできてくれました。



《新品の日々》

ソプラノサックスからスマートに曲は始まった...
軽いリズムに自然と体が揺れる。

97年、大志さんが渋谷NESTでマンスリーライブを行ったことがある。
その時のコンセプトは1回目が「色」2回目が「におい」3回目が「らしく」だった。

私はこの新品の日々に対して「しろ」いイメージを持ってる。
これから始まる新しい日々には、どんな色もまだついてないと思うからだ。
そして「つづじ」の香りを連想する。「つつじが赤かった日曜の朝・・・♪」
この歌詞を引き連れて日曜日に公園へつつじを見に散歩したこともあった。
そして、「新品の日々」という表現に大志さんらしさを感じる。

私はこの曲を聴くたびに元気をもらう。
何か前に進めそうなそんな気持にさせてくれるのだ。
今回もこの曲を聴けて私は本当に嬉しかった。
この曲はずっと大切にしていきたいな...



《ラムネ色の雨の朝》

単調だけど、暖かいベースが耳に残る曲だった...

「寂しがりやの君のことだから・・・♪」
誰だって1人寂しく過ごす夜がある。
私はそんな夜に自然とこのフレーズを口ずむ。
そうするといつの間にか心がやわらかくなる。。。

優しいメロディーにそっと引き込まれながら、
その素敵な唄の世界に酔いしれました。



《コバルトブルー》

静かに・・・、静かに・・・、この曲は始まりました。
特にピアノの音色がセツナさを引き立てます。
優しく唄った後に、サビでいっきに盛り上げるこの曲...
心がグイグイ引っ張られました。
会場がその声1点に集中してるのがわかります。

素敵な曲は何回聴いてもやっぱりいい!
そう改めて感じさせてくれる1曲でした。



《Shatter》

「君が好きそれだけで素敵・・・♪」
1度聴いたら忘れないような覚えやすいフレーズ...
聴いてるみんなの心にすっと入り込んでいく、そのメロディー。。。
ストレートな曲だけに好きな人も多いみたいです。
ライブ後も口ずさんでる人を何人か見かけました。

みんなの心にもちゃんとその唄声は届いたようです...



《September》

9月... 私の誕生日も9月だからそれだけで親しみを感じる。
すごくさわやかだけどかっこいい曲。
この日の演奏もみんなとてもかっこよかったなぁ。



そして、ここで10分間の休憩に入りました。
今回のライブはスタートも押してたけど、
逆に待ってる間のドキドキ感が、また良かったです。



《Smile》

唯一今回、大志さんがGtr1本で聴かせてくれた曲...
バンド演奏の中にポッとこんな曲が入ると何故かホットする。
Smileは光隆さんのウッドベースが入ったアレンジも大好きだけど、
Gtr1本で唄いあげる、Smileも素敵だと思う。

日常生活の中に埋もれてる、身近な暖かさを感じる。
この曲を聴いてるだけで、何故か幸せな気持になれる。
音楽って素敵だなぁってつくづく感じさせてくれる1曲です。

この暖かさにずっと触れていたい...
そんな想いで何度も繰り返しCDを聴き続ける。
だけどやっぱり今、目の前から聴こえるステージ上の
大志さんの唄声が1番素敵だと思う。。。 



《みさお》

ここから1人目のゲスト、Do As Infintyの大渡亮さんが登場。

私はこの曲を本当に聴きたかった...
何度聴いても私はこの曲が1番かっこいいと思う。 
強烈なインパクトと、生き様系の歌詞と、熱い唄声、力強いメロディー...

さらに、大志さんと亮さんの2人の声が交じり合った時、
心に響くその唄声に本気で感動する。
「ちがう・ちがう・ちがう・ちがう・すべてを巻き戻して・・・♪」
完全にその唄声に洗脳された。。。

唄い終わった後のすべてを出し切ったような表情が印象的だった。
今日はこの曲を聴けただけでもライブに来れて本当によかったと思う。



《Sweet flow》

爽快なメロディーとノリのよいギターに自然と体も揺れる。
Sweet flowはなんと今回初披露の新曲だ!
短い手紙の中でも新曲の話は出ていたからずっと楽しみにしていた。
やっぱりライブで新曲を聴けると嬉しい。

今年出る予定のひさびさのCDに、この曲も入るといいなぁ。
そしたら今度はゆっくりと歌詞も聴いてみたいです。



《.ゴチャついた世界》

お客さんの手拍子が特に印象的だった。。。
もともとノリの良い曲ではあるけど、それだけ盛り上がってたという
証拠だろう。
思わず家でこの曲を聴いてても、この時のライブを思い出して
手拍子したくなります。

「ワンピース足りないパズル...♪」
「3.14159~割り切れたことのない...♪」
この曲も大志ワールドが詰まっている曲だなぁって思います。
この頃にはすでに、この素敵な世界にみんなすっかり染まっていました。.
沢山の笑顔がそこにはあったもの。。。



《アイシャルビーリリースト》

この曲はもともとボブ・ディランの曲を大志さんがカバーしている・・・。
だけど、その音楽はすでに大志さん色。
熱い大志さんの唄声と亮さんのGtrが心に染み入る。
自然とみんなの心も吸い込まれていきました。



そしてここで本編が終了。
もちろんアンコールにもちゃんと応えてくれました。



《恋》

大志さんが淡々と唄い出しました...
サビからは2人目のゲストのヤイコと大志さんの声が重なりあう。。。
ハモリというよりも2人で一緒に唄うという感じだった。
唄には関係ないけど、ヤイコの目の周りのラメがキラキラ光ってて
かわいかったなぁ。



《愛はどうしたの》

ひたすら「愛はどうしたの」と掛け合うアレンジはとても斬新だった。
楽しめたし、思わず笑っちゃった・・・。
みんなの心にいい思い出として残った1曲だと思う。
ライブだからありえること・・・。
ライブなんだと実感させてくれる1曲だった。
たまにはこんな風にみんなで楽しんじゃうのも素敵だよね。

でも、この時のアレンジは本当にインパクトがあったなぁ。。。



《Life goes on》

わくわくしちゃうような1曲。
ライブの最後がこの曲っていうのもいいね!
笑顔のまま帰れるもの。

大志さん... 素敵な時間をどうもありがとう。。。


曲順

1.蒼すぎるブルー
2.ハレー彗星が降った年
3.新品の日々
4.ラムネ色の雨の朝
5.コバルトブルー
6.Shatter
7.September
休憩

8.Smile(アコギ1本)
9.ミサオ(with 大渡亮)
10.Sweet flow(新曲)
11.ゴチャついた世界
12.密航者
13.So empty
14.ここへおいで
15.アイ・シャル・ビー・リリースト

アンコール

F1.恋(with矢井田瞳)
F2.愛はどうしたの
F3.Life goes on


たった今ライブが終わったばかりなのに、またライブをやって欲しいって
思っちゃうような、そんな素敵な... 素敵な... ステージでした。
そしてその熱い熱い想いが私の中には沢山溢れているけど、
レポとして書くとどうしても全部伝えきれないです。
やっぱりその場に居た人でないと味わえない感動は絶対にあるから!

だから次回ライブをやることがあったら絶対に大志さんのライブに
足を運んでみて下さい。。。
あなたにもきっとその想いは届くはずです.....



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