1年半ぶりに訪れた片岡大志さんのライブ会場は前回と同じ新宿SACT!
なつかしの日清パワーステーションがあったビルの並びを地下にもぐるとすでにお客さんが階段に並んでいて、
そこがとても蒸し暑くって、あ~夏なんだなと実感。きっとこれも記憶の一部に一緒に残るんだろうな。
今回は飯田マキトさんと龍之介さんも出演するライブでしたが、お二人の歌を聞くのは今回が初めて。
飯田マキトさんは、大阪出身のどことなく山崎まさよしさんの歌声にも似ているあたたかい声の持ち主。
むかし下北沢のCD屋さんで大志さんの2nd Album「ポストのいらない手紙」と出会って以来このCDが
マイフェイバリットになったと話していました。
今回出演者の中に大志さんの名前をみつけて、店長に片岡大志さんの昔からのファンですと伝えたところ、
この日の競演が決まったそうです。
大志さんのサイン入りのCDをお客さんに見せながら、ちゃんと曲も覚えてるよと何曲か口ずさんでくれました。
飯田マキトさんはお客さんひとりひとりの目をしっかりと見ながら話して歌う姿が印象的な方でした。
龍之介さんは大志さんと同く、ローリングストーンズが大好きなミュージシャン。
大志さんは龍之介さんのことをお気に入りらしいけど、大志さんと似た感性を持っていることは歌を聞けば
感じることができて、確かに好きそうっと納得!
ギターを弾き終わるところ1つとっても、とても丁寧に音を扱っている方なんだなというのが印象的でした。
ルックスも歌声も渋い、とてもかっこいい歌い手さんです。
気になって調べてみたら私と同じ学年なんですね。同じ千葉出身なのも気になるポイントです。
そして、本日大志さんはそんなおふたりの間、つまりは2番手での登場でした。
今回は傷ひとつないピカピカのギターが印象的。長年使われてた傷だらけのギターも少し懐かしく感じるけど、
これからはこの子と歌を紡いでいくのですね!
そんな大志さんの1曲目は The Rolling Stones のカバーで「Wild Hoeses」。
龍之介さんもストーンズが好きだからこの曲を選んだと言っていたけど、私が前回みた唄会も1曲目は
この曲でした。だから、この曲は喉をあたためる為にも歌っている曲なのかな?
MCでは大志さんのファンだと話してくれた飯田マキトさんへむけて、
「嬉しいですね。 じゃぁ、そのポストのいらない手紙! 一曲だけ歌詞が入ってました!」
と言いながら年季が入ってところどころ破れかけてる歌詞が書かれた用紙をファイルから1枚取り出しました。
その用紙を見ただけで大志さんが歌い続けてきた「時」がそこに刻まれている気がして少し感傷的に。
大志さんは、「ミュージシャンの人に好きって言われるとたまらなく嬉しいんだよね~!」とニコニコしながら
「一番早い列車」を歌い始めました。すごく懐かしい曲。当時私も大好きだった曲。
「また少しこわれた~♪」そんなワンフレーズを聞いただけで当時の風景が蘇りました。
ワンフレーズというよりもたった一音聞いただけで、さっとひらく扉。
繰り返し繰り返し大切に聞いていたあの頃の記憶。
五感の中で記憶に残りにくい順番は「聴覚>視覚>触覚>味覚>嗅覚」だって言うけど、そんなことないです!
繰り返し繰り返し聞いていた音はどんな感覚よりも記憶に残ります。
この日の大志さんはこの2曲目まではしゃがれ声が印象的で、「一番早い列車」の記憶の中に
この声が上書きされました。
『まっすぐに見て欲しい でも僕は曲がってる 透き通ることはなく 真っ黒にもなれない』
この日ココロに残ったフレーズ...。
10代の頃と変わってないや。変わるものもあるけど、変わらないものもあるんだね。
「いろいろ歌おうと思って来たんだけど。」
そう言いながら優しく歌い始めた曲は「今夜はブルーが多すぎる」。
この曲もライブで歌うことが多い一曲だよね。
歌いなれてる曲っていうのもあるのかも知れないけど、昔の歌声そのままの透き通った声を聞くことができました。
私はどちらの声もきらいじゃないけど、この声は懐かしくてどこか安心するかも。
この曲では途中会場のお客さんも一緒に歌いました。
歌い終わるとすぐに「事件発生!!」っと大志さん。
瞳からこぼれ落ちたコンタクトレンズが。
最終的に楽屋にある予備のコンタクトレンズを龍之介さんが走ってとりに行ってくれました。
コンタクトレンズの到着を待つ間は、大志さんの働く大学で230人の生徒の実技試験があったけど大変だったと
話してくれました。
その後は「新曲あるよ! 新曲あるよっていうのすごく久しぶりなんだけど...」っと大志さん。
「とばちゃん(店長)これ1500のディレイをかけてください。」
そう言って歌い始めた新曲は、歌声が繰り返すようにゆっくりめのディレイがかかった幻想的な曲。
タイトルは「微調整」なのかなぁ?
ふたりの距離感みたいなことを歌ってる曲なのかな...
大志さんの今までの曲にはあまりないタイプの曲なんだけど、だけどなんだか懐かしいんだよね。
あと今日は来る前から新曲が聞けそうな予感がしてたんだ。不思議な第六感。
歌う前に少し緊張していた大志さんも印象的でした。
水槽の中のくらげになったような浮遊感のある素敵な楽曲でした。
「飯田さんね、今日ね、ぼくのデビューの時からのお客さん結構いて、なのですごくぼく以上に
お客さんが喜んでくださってます!」と大志さん。
はい、その通りです! 飯田マキトさんが「ポストのいらない手紙」の話をしてくれていたとき、
大志さんに負けないくらい私もすっごく嬉しかったです。
好きなものを同じように好きって言ってくれる人に出会えることはすごく素敵なことですよね!
たぶん普段の私なら嬉しくて即話しかけてたと思います。
でもね、私、大志さんがいる空間だけは調子狂うんです(笑)
30数年間も応援してるのに、いつまで経っても大志さんの前だけは緊張しちゃうんです。
でも、人生にそういう人がひとりくらいいるのも悪くないのかも知れませんね。
そして今度は龍之介さんの話に。
「SACTからぼくにオファーがあるときは、龍之介くんが出ていると無条件にOKって言っちゃうの。
龍くんのファンだからです!」と大志さん。
確かに私がライブに行けない間も龍之介さんの名前はたくさん目にはしていました。
いつも一緒にやってるなぁ、どんな人なんだろう?って密かに思ってはいたんです。
だから、この日龍之介さんの歌も聞けたことはとても嬉しかったです。
そして「これは懐かしい歌だと思うのよ。」っと言いながら歌い始めた5曲目は「さらさら」。
たぶん25年くらい前から歌ってる曲なのかな。
私はこの曲を聞くと渋谷gabowlやcabotte、プラッサオンゼの弾き語りの情景が思い浮かびます。
それだけ長きに渡ってライブで歌い続けてくれた曲なんでしょうね。
変わらない心地よい優しい歌声が魅力的なこの曲。
歌い終わると音大の練習棟の話をする大志さん。
この話がはじまると歌う曲はもちろんあの曲。「練習室の丸い窓」。
途中からは大志さんの歌に続いてお客さんも一緒に歌っていました。
大学教授の大志さんはきっとこの曲の風景が日常なんでしょうね。
とても素敵な日常ですね!
そしてそのままギターを奏で始めて歌ってくれた7曲目の曲は「ギャラクシー」。
SACTに向かう車の中でこの曲を聞いてきたので、歌ってくれたと私は密かに喜んでいました。
私がみた前回の大志さんの30周年ライブではこの曲を歌うのがまだ難しくて、ゲストのみなさんにも
手伝ってもらいながら頑張って歌ってくれていたこの曲。
1年半ぶりに聞けたギャラクシーは大志さんが病気になる前と遜色ない歌声でした。
大志さんはちゃんと前をむいて歩いていたんだと改めて実感できた1曲。
この曲を聞けてとても嬉しかったです。
大志さんありがとう!
アンコールはストーンズが好きな龍之介さんと2人で、大志さんが持っていた歌詞の中から
The Rolling Stonesの「Ruby Tuesday」を歌ってくれました。
途中の歌の入りがなかなか合わなくて何度か歌いなおすなんてハプニングがありつつも、
2人のハーモニーは素敵でしたね!
龍之介さんが最後に「しあわせだ~!」と言った姿がとても印象的でした。
そんな今回の大志さんのライブの曲順は以下の通りです。
曲順
1 .Wild Hoeses (The Rolling Stones)
2 .一番早い列車
3 .今夜はブルーが多すぎる
4 .微調整(新曲)
5 .さらさら
6 .練習室の丸い窓
7 .ギャラクシー
- ア ン コ ー ル -
8.Ruby Tuesday (The Rolling Stones) with 龍之介
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