本当はkuboriさんにも、レポはお任せします!とお願いしてあって、もともと書くつもりじゃなかったんだけど、
私の足跡として、レポートというより、感じたことを書ける範囲で久しぶりに少し書こうと思います。
詳しいレポートはkuboriさんにお願いしちゃいます!
私にとって、約4年半ぶりの唄会。あの頃と一番違うのは、4歳の息子と一緒に来たということ。
そして、今日が片岡大志さんにとってデビュー20周年の日だということ!
だけど、プラッサオンゼは今日もあの頃と変わらないまま...。
しかし、20周年ということはイコール、私にとっても大志さんの音楽と出逢って、20年経ったということ...。
その20年という歳月はとても長すぎて、一言じゃ現すことが出来ないけれど、
ただ一つ言えるとすれば、一番近い場所にいつも大志さんの音楽があった気がする。
だから、私にとっても今日は特別な一日。
こんな日だからこそ、昔のように花束を贈りたい...。
そう思って、大志さんカラーのブルーを織り交ぜた、白い花束をプレゼント。
それと一緒に、この日の為にデザインしたオリジナルピックもプレゼントしました。
大志さんはそのピックを使いながら、懐かしい曲、それから聴いたことがなかった新しい曲たちも沢山聴かせてくれました。
前半は大志さんが1曲1曲昔を振り返り、解説しながら弾き語りで歌ってくれました。
1曲目は...、「それは、1993年のこと。93年の5月21日に、こんなずいぶんと変わったタイトルをつけた
アルバムを持ってデビューした少年がいました。」そんな紹介で歌い始めた、「知らない所からこんにちは」。
この日に相応しい1曲です。
でも、前半で私が安心して聴けたのはこの曲くらいかなぁ。
大志さんが、じゃなく気がかりだったのは4歳の息子のこと...(苦笑)
2曲目の「ロードショウのワンシーン」では、みんながしんみり聞いてる中で、
1人手拍子を始めちゃったり...。親としては居た堪れず...。
だけど、そんな息子が家に帰ってからも何度も口ずさんでた曲はこの曲でした。
少しでもそのココロに届いたものがあるのなら、よかったのだけど...。
ちなみに私もこの曲は聴けると思ってなかったので、すごく嬉しかったです。
それから、前半で特に印象に残っているのは、「ジミニークリケットはまだ来ない」でした。
リクエストした曲だったということもあるけど、
「結局自分が作り終わって後から歌いなくなるのは、こういうスリーコードでほとんど歌うことの
出来る曲ばっかりなのかな。こういう曲を歌うのはたぶんオレの血なのかな。リクエストをもらっています。」
そう言って歌い始めた姿もココロに残りました。
しかし、そういう曲に限って一番落ち着きがない息子。抱っこしたり、降ろしたり。ちゃんと聴きたい曲だったのに...。
でも、なんだろう、上手く表現出来ないんだけど、そんな状況でも、なんだか暖かい気持ちになれました。
大志さんの終始ニコニコした笑顔もすごく印象的だったし...。
ふと目をやると譜面台の歌詞ファイルの表には、息子が書いた大志さんへのお手紙も挟んでくれてたし。
他のお客さんには、小さな子供を連れてきて申し訳ないなぁ、迷惑だっただろうなぁって思いもある反面、
連れて来てよかった。一緒に来れてよかったって思いも少し芽生えた瞬間でした。
休憩を挟んで始まった2部は、一週間位前に急遽決まったゲストの浦清英さんも一緒に参戦。
そして休憩の間に、「ちょっと出て来る!」っと言いながらパパは息子を連れて会場の外へ...。
どうやら、会場の外で最後まで2人で演奏を聴いてたみたいです。
そんなわけで、ここからは少し落ち着いて聴けるようになりました。
そんな2部の1曲目は「がっかりするなよ」。大志さんのデビューシングルです。
オープンカーに乗って歌いながら、都庁を走り抜ける、そんなPVが未だに印象に残っています。
でも、あのPVを見れたのはデビュー当時のみ...。
密かに、今でももう1度見てみたいと願うPVだったりもします。
だって、それが大志さんの音楽との最初の出逢いですからねぇ。
誰かそんな秘蔵映像持ってないかしら?
そんな「がっかりするなよ」は浦さんのサックスも印象的な曲でした。
PVと言えば、その次に歌ってくれた「Swallow and Blue」は当時しっかり録画!
しかし、その後妹に別の番組を録画され綺麗に消去。あの時はかなり泣きましたね(笑)
そんな私に昔大志さんが教えてくれたのが、本人の運営する「Tangled up in blue」のサイトの中の、
「About me」のページ!その中の「Swallow and Blue」の文字をクリックすると少しPVが見れるよ!って。
そんな記憶が久しぶりによみがえり、さっき思わず観て来ちゃいました。
いつも唄会で使ってるあのヤイリギターと共に大志さんが写ってます。
しかも、うさぎちゃんも一緒に。かわいい~♪
やっぱり、何度聴いても大好きな一曲です。
その後は、「ミサヲ」「Shatter」「Slapstick Blues」とお馴染みのナンバーが続きます。
「Slapstick Blues」では、飛び入りゲストのヨースケ@HOMEさんがブルースハープを演奏していました。
浦さんの鍵盤もとてもかっこよかったけど、私は思わず目の前のヨースケさんに釘付け...。
即興であんなかっこいいブルースハープが演奏出来るなんて、さすがですね!
そして、私が次に印象に残った曲は、「Beautiful view」!
なんていうか言いにくいけど...、正直言うとこの数年、忙しい毎日の中で、この曲の存在をすっかり忘れていました。
ファン失格?(苦笑)まぁ、CDになってないから普段聴けないってこともあるけれど。
聴いたとたんに、久しぶりの人に突然再会してとてもとても嬉しくなった時のような感覚に陥りました。
「Beautiful view」絶対に、新しいアルバムに入れて欲しいです。
って、昔もそんな話をしてたような記憶が...。(笑)
その後は、ここ数年の新曲が続きます。
「今夜はブルーが多すぎる」「らんたな」「Spade」「Blue bard,I waiting」。
途中、はんだすなおさんも飛び入りゲストで参加して、ピアニカを演奏したりしてました。
ピアニカって正直言うと楽器自体にあまりかっこいいイメージはないんだけど、
でも、はんださんが演奏するとなんだかアコーディオンみたいです。
ピアニカでもこんな風にかっこよく演奏することが出来るのかぁって衝撃的でした。
それから1部の最後には「いまは、ない」も歌ってくれてましたよね。
そんな新曲達の中で私が一番印象に残って、特に好きだなと思えたのは「らんたな」です。
他で聴く機会があって、「らんたな」の曲自体を知ってはいたけど、
実際にライブで聴けたのは今日がはじめて。
本当に聴けてよかったって思いました。
やっぱり私は「Swallow and Blue」と同じように優しさを感じられる曲が大好きなんだと思います。
何度も聴きたくなる曲です。
その次に印象に残ってる曲は「Blue bard,I waiting」。
私はこの曲はこの日はじめて聴きました。
第一印象は「この曲かっこいい~!!!!」。
「Slapstick Blues」をはじめて聴いた時と同じような衝撃を受けました。
わかりずらいけど、とにかくかっこいいってこと(笑)
こんな新曲も作ってたんだなぁって、嬉しい気持ちになりました。
「Spade」もかっこよかったんだけど、
「Blue bard,I waiting」がそのすぐ後だったんで、
私のココロがそっちに持ってかれちゃいました。(笑)
「今夜はブルーが多すぎる」は大志さんらしい曲だなぁって思います。
大志さんは本当にブルーの曲が多いから、一段とブルー=片岡大志って、
イメージが濃くなったような気がします。
とてもやさしいメロディーですよね。
「いまは、ない」は「金木犀の木の下」で年末に新曲として歌詞が載ってた曲ですよね。
私はこの日初めてこの曲を聞きました。物語のような曲だなぁって思います。
上手く説明出来ないけど、私の中では、「One hundred piece of love」の曲に
なにか近いものを感じました。
最近の大志さんの音楽だなぁって感じます。
そして、最近の曲たちが終わった後は「Life goes on」と「Smile」。
こちらの2曲は定番中の定番って感じがして、変わらない安心感みたいなものを感じました。
もちろん、この曲を歌うと唄会はおしまいです。
だけど、当然アンコールの拍手!
そんな拍手の中私の頭の中は寄せ書きのことでいっぱいに...。
実は、色紙に当日会場に来たみんなの寄せ書きを書いてもらえたらいいなぁ、
それを20周年の記念に大志さんにみんなからプレゼント出来るといいなぁって考えてました。
でも、実際に当日みんなに声を掛けて動いてくれて、会場中のみんなの言葉を集めてくれたのは、
kuboriさんでした。本当に感謝です!!
私だけだったら、あれだけの寄せ書きを集めるのは無理でした。
それで、その寄せ書きをいつ渡すか迷ったのですが、
唄会が終わってからではなく、せっかく書いてくれたみんながいる間に先に渡したいと考えて、
アンコールで出てきた大志さんに渡しました。
でも、全部歌い終わってからでもよかったのかなぁ?(笑)
どちらにしろ、協力してくれたkuboriさんをはじめ、寄せ書きを書いてくれた
みなさん本当にありがとうございました。
みんなの想いが大志さんに届いてるといいなぁ...。
そして、アンコールでは、「20年前にこの仕事をはじめた時に、自分の曲ではないんだけど、
いつもこの曲がオレのそばにあって、この曲がいつもオレの事を助けてくれていたのね。
その曲を今日は一番最後に歌います。」と言って、
「アイ・シャル・ビー・リリースト」を歌ってくれました。
とても素敵なラストソングでした。
こうして、終わった20周年の記念Live!
私にとってはすごく久しぶりの唄会。
とても、とても素敵な一夜でした。
最後にミュージシャンの方々でいつもの記念撮影をしてたんだけど、
そこへ「僕も写りたい!」と4歳の息子も入っていっちゃいました(笑)
親としては、「おいおいおい、何をしてるの~!」って感じでしたが、
そんな光景を見てて、いつか成長して大人になったときに、
この子が大志さんと一緒に演奏して、こうして一緒に写真を撮れる日が
来るのも素敵だなと少し夢を見てしまいました。
でも、きっと子供は思うようには育たないんだろうなぁ。
どちらにしろ、この先は少しずつ成長していく息子と共に、
時々こうして大志さんの歌を聞けたらいいなぁって思います。
だけど...、今はまずもっと落ち着いてもらわなくては。
いつなんだろなぁ、安心して一緒に歌を聴ける日は...。
そんな今回の唄会の曲順は下記の通りです。
アンコール以外は大志さん自身の曲という、私にとっては嬉しい構成でした。
カバーも悪くはないけど、やっぱり本人の歌を一番聴きたいもんね!
曲順
1 .知らない所からこんにちは
2 .ロードショウのワンシーン
3 .君にかたむいてる
4 .羽根
5 .ここへおいで
6 .ジミニークリケットはまだ来ない
7 .愛はどうしたの
8 .Hello バイバイBye
9 .いまは、ない
- 休憩 -
10.がっかりするなよ
11.Swallow and Blue
12.ミサヲ
13.Shatter
14.Slapstick Blues
15.Beautiful view
16.今夜はブルーが多すぎる
17.らんたな
18.Spade
19.Blue bard,I waiting
20.Life goes on
21.Smile
- アンコール -
22.アイ・シャル・ビー・リリースト
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