夏真っ只中の8月3日、2ヶ月ぶりに片岡大志さんの唄会がひらかれました。
18時に表参道駅に到着して、まだ明るい青山通りを歩いていつものお店プラッサオンゼへ。
開場してまもない店内にはすでに沢山のお客さんが腰を降ろしていました。
ちなみに今回は店内のボードや扉に貼られた出演者の名前が何故か大渡じゃなく「石渡リョウ」さんに(笑)
おそらくゲストの石田さんと名前が混同しちゃったんでしょうねぇ。すぐに書き変えられてましたが...。
19時過ぎ、赤い龍の模様が入った白いTシャツを着た大志さんが一人でステージ上に登場。
短い挨拶の後、「全然夏って感じじゃないんですけど...。」と言いながら歌い始めた1曲目は「すて猫」でした。
おそらく今まで聴いた事のある「すて猫」の中でも一番スローテンポの演奏だったんじゃないのかな?!
ゆっくりとゆっくりと大切に歌い上げる、そんな歌声は会場を優しく包み込んでいました。
歌い終わると「いつもの場所にいつものゲスト」とお決まりの文句を言いながら、
大志さんが大渡亮さんをステージ上へ呼び込みました。
ちなみに亮さんは黄色のTシャツに深緑のハーフパンツ姿での登場。
ここでは北海道の室蘭に大志さんと亮さんの2人で遠征してライブをしたお話を...。
やはり北海道ということもあり、食べ物の話が中心でしたね。
一息置いて大志さんが静かに歌い始めた2曲目は「チェーン」でした。
どこがどうとは上手く説明できないんだけど、なんとなくいつもと少し違う感じを受けました。
それと、今回の「チェーン」はどこかさわやかだったかも知れませんね。
でも、ココロに響く歌声でしたよ。
歌い始めると同時に手拍子が起こった3曲目は「真夜中のコール」。
途中で歌詞を忘れて照れくさそうな大志さんの表情が印象的だったかな?!
ゆらゆらと気持ち良いテンポで曲は進んで行きました。
亮さんのギターも心地よかったです。
ここでは、大志さんが大好きな桃井かおりさんの話題に。
昔からずっと歌ってみたかった曲が、自宅のカセットテープを探したらみつかったので、
譜面に起こし今回歌ってみるとのこと。
そんなわけでここでは桃井かおりさんのカバー曲で「スモーキング・ブルース」を歌ってくれました。
初めて聴いた曲だけど、桃井かおりさんが歌うとかっこよくハマルんだろうなぁって感じさせる曲でしたね。
まぁ、大人っぽい色気のある曲ってことなのかな?!
だけど、大志さんが歌うとどことなく「シカゴ・バウンド」っぽい世界に感じちゃいましたが。
室蘭のライブでもリクエストで歌ったという「どうしてあの時言えなかったんだ」が5曲目に...。
この曲を歌ってくれたのはすっごく久しぶりなのかな?!
この曲は亮さんのギターが良い味を出していたかも知れません。
大志さんの歌声は割とCDの音源に近くて、いつもと変わらぬ安心感みたいなものがありました。
ここでも室蘭の話題が続きます。
亮さんが二日酔いで大変だった話を、大志さんがおもしろおかしく話してたのが印象的でした。
でも、さすが仲が良いだけあって、亮さんのモノマネ、大志さん上手いよねぇ~!
そして、二日酔いの亮さんとは対象的に大志さんはライブの翌日も室蘭の観光を満喫できたようです。
楽しかった様子がその話しからも伝わってきました。
そして今回も亮さんが自身のバンド・ミサイルイノベーションの曲を歌います。
そんなわけで、6曲目には「踊ろよハニー」が...。
もちろんサビは大志さんも一緒にハモります。
途中では、亮さんが会場を2つわけて、交互に手拍子させるなんて事もしていましたね。
もちろんお客さんも楽しんでましたが、ここで一番楽しそうだったのは亮さんだった気がします。
亮さんのそんな笑顔が印象的でした。
さてさてここからは、今日のゲスト石田匠さんが登場です。
The KaleidoscopeやRicken'sの名前を出せばわかる人も多いかな?!
でも、大志さんの唄会に石田さんがゲストとはめずらしいですよね...。もちろん唄会には初登場です。
ここでは、大志さんと石田さんの出会いなどについて話しをしていました。
ちなみに8月17日の赤坂グラフィティのライブでも再び一緒にライブをやるみたいですよ。
そして、やっぱりゲストには今回もこの曲を歌ってもらう様です。
石田さんはそのハスキーで個性的な歌声で、大志さんの曲「Shatter」を歌い始めました。
大志さんはゲストに「Shatter」を歌わせるのが大好きですよねぇ。
だけど、やっぱり同じ曲だとどうしてもゲスト同士の歌声を聴き比べちゃいますよねぇ...。
だから、個人的にはその人その人に合った歌を歌ってもらう方が楽しめる気がするんですけど。
でも、石田さんって何を歌っても不思議とはまっちゃうんですよねぇ。
歌いこなしちゃって自分のものにするのが上手い人ですよね...。凄いなぁって思います。
ここでのMCでは、石田さんが9月13日にワンマンライブが決定していて、
その時にアルバムを発売するという話しに...。
そのアルバムの中に入ってる曲を今回は石田さんが歌ってくれました。曲名は「Runaway home」。
大志さんはこの曲のことを「ノスタルジック」って言ってたけど、まさにそんな感じの曲。
でも、石田さんが作る曲って比較的そういう雰囲気の曲が多いですよねぇ。そこに味を感じます。
ちなみにサビの部分では今回もアルフィーばりに3人でハモって歌ってましたよ。
お次は定番の80's カバーシリーズということで、春の唄会では2人で歌ってた
「Every Breath You Take」を今回は石田さんも交えて歌うことに...。
石田さんが歌うと哀愁のある「Every Breath You Take」。
大志さんが歌うと力強い「Every Breath You Take」。
そんな2人の違った世界観が交じり合ったおもしろい演奏でした。
ここで一旦亮さんと石田さんはステージから退場します。
一人ステージに残った大志さんは、いつも通りここで「Sitting alone」を歌ってくれました。
今夜も静かに変わらぬメロディーが会場に流れていました。
約1時間半の一部の演奏も終わって、ここで一旦休憩を挟みます。
30分の程の休憩の後、21時頃に大志さんと亮さんの2人が再びステージ上に現れました。
そうして、2人で演奏し始めた二部最初の曲は「Beautiful view」でした。
この曲は何度も2人で一緒に演奏してきてるので、亮さんのハモリもすっかり歌い慣れた様子。
そんな、亮さんのハモリが今回は一段と良い味を出していた様に感じられました。
大志さんの小さなカウントと共に2人のギターの演奏で始まった12曲目は「Swallow and Blue」。
この曲でも亮さんのギターとハモリが良い雰囲気をかもちだしてました。
もともと息の合った2人ではあるけど、ここに来て一段とそれが強くなったような気がしました。
そんなわけで、今回もとっても素敵な「Swallow and Blue」を聴くことが出来ましたよ。
「曲目にはないんだけど、ちょっと思う事があって」そう言って大志さんは、
予定にはなかった曲を演奏する為に亮さんと打ち合わせを始めました。
大志さんが昔行きつけだった六本木のお店のマスターの追悼を込めて、
前にも何度か歌ったことのあるタイトルのないその曲を大志さんは歌い始めました。
「俺達はただ笑ってただけさ 真夜中にまだ燻ぶってる」そんな感じの曲...。
唄会に何度か来たことある人なら耳にした事もあるのでは?
会場はなんとなくしんみりした雰囲気になっていた気がします。
そのまま演奏を止めることなく歌い始めた14曲目は「ミサヲ」でした。
相変わらずこの曲ではかっこいい演奏を聴かせてくれます。
メロディーも歌もかっこいいけど、
やっぱりギターの演奏が一段とその世界を引き立たせてくれてるんだろうなぁって感じました。
再びここからは石田さんが登場です。
ステージに上がるたびにお酒が通行証だと大志さんに言われビールを頼む石田さん。
その度にステージ上では乾杯になります。
そして、ここでは亮さんからのリクエストということで、
石田さんが「愛すべきひとよ」を歌ってくれることに...。
亮さんはこの曲からその存在を知ったと話していましたが、たぶんそういう人多いんでしょうね。
そういった意味でも代表曲であるこの曲、やはりココロに残る一曲だと思います。
この日もココロに響く歌声で「愛すべきひとよ」を石田さんは聴かせてくれました。
そして80年代のカバーソングをここでも3人で歌う様です。
そんなわけで、16曲目にはブライアン・アダムスの「Heaven」を歌ってくれました。
最初出だしで亮さんと大志さんのギターのキーが合わなくて演奏しなおすなんてハプニングもありました。
どうやら、今回は石田さんも参加するということで、石田さんに合わせてキーを上げての演奏みたいです。
そのせいでなのかなぁ?前回よりも大志さんは声を張り上げて歌ってた気がしました。
でも、ここでも2人ともかっこいい歌声を聴かせてくれましたよ。
今回も亮さんはボブ・マーリーのカバーを歌うみたいです。曲目は「One Love」。
最後は、「One love, one heart Let's get together and feel all right」
って、おなじみのフレーズを会場も巻き込んで何度も何度も繰り返し歌ってましたね。
今日の中で一番夏っぽい曲調の曲だったかも知れません。
ここで再び石田さんがステージから退場。
ステージに残った2人で演奏を始めた18曲目は「Slapstick Blues」!
ノリの良い曲ってこともあって会場からはもちろん手拍子も...。
しかし、この曲って本当に早口な曲ですよね。
その爽快感がまたかっこいいんだけど、歌うのは大変だろうなぁ。
ギターの演奏を止めることなく、そのまま歌い始めた19曲目は「風の吹かない日でも船は出したい」。
「Slapstick Blues」の様な勢いはないけれど、心地良いノリがこの曲の魅力なのかな?!
さわやかな風が会場に流れていた気がします。
後半になるとほとんどMCを挟まなくなるようで、お次も休むことなくそのまま演奏を...。
ここではリズミカルに「A Silly Lovesong」を聴かせてくれました。
今回もとっても楽しい演奏でしたよ。
次の曲で最後の曲になるとのことで、ここでも再び石田さんをステージ上に呼び込みます。
ここでは大志さんが「石田くんにはどうしても歌って欲しかったんだよね。この曲。」
そう言って、2人で一緒に「愛はどうしたの」を歌い始めました。
ちなみにこの後のアンコールでは「Hello バイバイBye」も一緒に歌ってたのですが、
個人的好みでは「愛はどうしたの」よりも「Hello バイバイBye」の方がよかったかも?!
ちなみに「愛はどうしたの」のコール&レスポンスでは年齢別・体重別で分けて歌ってました。
でも、女の子にとってはなんだか参加しずらい分け方だよね・・・。
それから「Hello バイバイBye」のコール&レスポンスでは、
「今日は会場にバンドマンが来てるんでバンドマン歌え!」と大志さんがさけんで、
Jet Lily Starの薮内さんと真田暎人さんがそれぞれ歌ったりもしていました。
そして最後は亮さんと大志さんの2人がステージに残っていつもの曲「Smile」を歌ってくれました。
今回はギターソロのアレンジがすごく変わってましたね。
聴きなれた曲だけど、演奏が変わるだけですごく新鮮に聴こえました。
そういえば、次回の唄会は発表されてなかったですねぇ...。
でも、唄会以外のライブは続々決まってるみたいですしね。
さてさて、そんな今回の唄会の曲順は以下の通りです。
曲順
1 .すて猫
2 .チェーン
3 .真夜中のコール
4 .スモーキング・ブルース(桃井かおり)
5 .どうしてあの時言えなかったんだ
6 .踊ろよハニー(ミサイルイノベーション)sing by 大渡亮
7 .Shatter sing by 石田匠
8 .Runaway home(石田匠)sing by 石田匠
9 .Every Breath You Take (The Police)
10.Sitting alone
- 休憩 -
11.Beautiful view
12.Swallow and Blue
13.タイトルなし
14.ミサヲ
15.愛すべきひとよ(石田匠)sing by 石田匠
16.Heaven(Bryan Adams)
17.One Love(Bob Marley)sing by 大渡亮
18.Slapstick Blues
19.風の吹かない日でも船は出したい
20.A Silly Lovesong
21.愛はどうしたの
- アンコール -
22.Hello バイバイBye
23.Smile
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