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- 片岡大志 唄会 -

~2008.6.7 プラッサオンゼ~





雨が多い六月にも関わらず、晴れ間の広がった土曜日。
それでもなんとなく今夜は雨の曲が聴けるような気がして、
電車の中では雨の曲ばかりをセレクトして聴きながら、いつものお店プラッサオンゼへ。
お店に到着すると、ドリンクの注文用紙がずらっとカウンターの上に並んでいました。
今夜は早い時間からお客さんでいっぱいの様子です。

開演時間の19時を20分位過ぎたあたりで、ステージに片岡大志さんが一人で登場しました。
今夜はブルーのロゴが入った白いTシャツにジーンズ姿の爽やかな装い。
髪の毛も普段より少しだけ短めでさっぱりした様子の大志さん。
いつも通りギターを抱えチューニングを済ますと、ゆっくりと歌い始めました。
1曲目は予想を裏切らず、この時期らしい曲「天気予報じゃ雨」
落ち着いた優しいメロディーの曲なのに、力強い歌声だったのがちょっぴり印象的でした。
そういえば、前にもこの曲から唄会がスタートした事がありましたよね。
あの時は雨が降っていたからと、この曲からスタートした記憶が残っています。
でも、あの時以来じゃないかな? 「天気予報じゃ雨」が聴けたのは...。
普段ライブではなかなか聴けない曲なので、聴けただけで嬉しくなる一曲です。

一曲歌い終わると、今日の...というより、いつものゲスト大渡亮さんが登場です。
亮さんは水色のTシャツ姿でしたね。
亮さんのギターの準備が終わるとすぐに歌い始めた2曲目は「真夜中のコール」
この曲もすっかり聴き慣れてしまったけれど、盛り上がってきた後半で聴く事の多い曲なので、
前半で演奏するのはめずらしいです。今日は最初から盛り上げるつもりなのかな?
会場には手拍子も起こっていました。亮さんのギターソロもいつも通りありましたよ。

休憩を挟むことなくそのまま演奏し始めた3曲目はSIONのカバー曲で「遊ぼうよ」
なんとなくだけど、大志さんは人間くさい歌詞の曲をカバーで選ぶ事が多いよね。
癖のある曲っていうのかな? それがまた大志さんらしいんだけどね...。
この曲もそんな感じの一曲でした。

歌い終わると1曲目から順番に曲紹介をした後、ステージに今日のゲスト、
Jet Lily Starのギター、薮内寛和さんを迎え入れました。
薮内さんは帽子に黒ぶちメガネにポロシャツ姿でした。
ここでは恒例のお題目...、つまりは洋楽のカバーを亮さんと2人で挑戦するみたいです。
そして今回は特別に薮内さんのギターも加わるみたいです。
今回挑戦する曲はブライアン・アダムスの曲ということで、
大志さんは、洋楽で初めて見たライブがブライアン・アダムスの武道館ライブで、
当時中3か高1だったという思い出話をしていました。
ちなみに歌ってくれた曲は「Heaven」でした。
とっても爽やかなメロディーの曲です。歌詞はラブソングなのかな?!
この曲は亮さんのギターの存在感が大きかったです...。

ここでは予想外にも、ギターの薮内さんが自身の曲で歌う事に。
歌ってくれた曲は「空中トレイン」
想像以上に歌が上手くてちょっとビックリでした。
でも、なんとなく歌声も曲調もスキマスイッチみたいな感じだったかな?!
それから、途中で「歌詞が飛んだ 今ので歌詞が飛んだベイベ~♪」って歌ってたので
ちょっと笑っちゃいました。ユニークな方ですね。
曲の方もとってもキャッチーで聴きやすかったなぁ...。
そういえば、大志さんも少しだけ一緒にハモっていましたよ。

そして3人目のゲスト、Jet Lily Starのボーカル真田暎人さんの登場です。
ヒデトさんは、黒いジャケット姿で格好良くきめています。
ここでは、TOKYO DROPからJet Lily Starにバンド名を変更した話しなどを...。
ちょっぴり長いMCの後歌ってくれた6曲目は「Swallow and Blue」でした。
ヒデトさんと大志さんが2人で交互に歌いあげます。
だけど、印象的だったのはギターの演奏かな。
薮内さん、亮さん、大志さんの3人で割りと原曲に近いアレンジでギターを奏でていました。
その演奏がとっても・とっても綺麗で優しくて...。 
正直、今までに聴いて来た「Swallow and Blue」の中で一番好きな演奏でした。
聴いてるだけで幸せな気持ちにさせてくれる一曲でした。

ここでのMCは、歌手生活が15年になった事と、大志さんの自身のサイト「Tangled up in blue」も
9年目になったという話をしていました。
この先も20年・30年と歌い続けていて欲しいですね...。
もちろん、サイトの方でも素敵な文章をいつまでも書き続けて欲しいです。

7曲目は大志さんのリクエストでJet Lily Starの曲「パレード」をヒデトさんが歌ってくれました。
ヒデトさんらしい世界が広がってる曲だと思います。
そして、この後8曲目でヒデトさんと大志さん2人だけで歌ってくれた「Sitting alone」にも
「パレード」は通ずる曲なんじゃないんでしょうか...。
「これは違う日の同じ場所だろうと思うんだよね。」そんなことを大志さんも語りながら歌っていました。
私もこの二曲に何か似たモノを感じます。

ここで一旦休憩です。曲数的にはちょっぴり少なく感じてしまいましたが、
それでもすでに一時間経っていたようです。
20分位の休憩を挟み、今回も大志さん一人のステージから二部がスタートしました。
二部の最初に大志さんが歌ってくれた曲は、こちらもやはり雨の歌で「ラムネ色の雨の朝」でした。
何度聴いても綺麗な曲ですよね。そういえば、この日も確か三日月だった様な...。
最後に「さびしがり屋の君のことだから...」このフレーズで歌い終わったのが印象的で耳に残りました。

そして、ポロリ・ポロリと弾き始めた10曲目は「ジミニークリケットはまだ来ない」でした。
なんとなく今夜はこの曲が久しぶりに聴けそうな予感がしてて、
この日家を出る直前に、携帯ストラップをジミニークリケットに交換してたんですよね。
だからこの曲の演奏が始まると、一人で舞い上がってました。もちろん心の中でですけど...。
でも、聴いてるうちにちょっぴり泣きそうにも...。
この曲は想い入れがちょっと強い曲なので、聴いてるだけでいろんな感情が溢れだしてしまいます。
だけど、聴けてよかった...。

ここからは再び亮さんが登場です。
「どうもこんばんは!ジミニークリケットです。」っと挨拶をする亮さん。
その後は、何故かドリフの話しで盛り上がる2人。
そして話し終わると、大志さんのカウントと共に歌い始めた11曲目は「Beautiful view」
この曲では亮さんも一緒にハモリます。
何度聴いてもこの曲はかっこいいなぁって思います。この日の歌も、もちろんかっこよかったですよ。

歌い終わってチューニング最中に、「あの~、ジミニークリケットって何なの?」っと亮さんが
突然話を切り出しました。大志さんはピノキオの先生だよと詳しく解説を...。
そんな話しも一段落すると、またまた雨の曲を歌い出す大志さん。
ここで歌ってくれた曲は「雨をみていた」でした。
本当は今回リクエストしようか迷った曲。
でも、雨の時期だし聴けるかな?って思って、結局リクエストしなかったんですけど。
大志さんの曲って、雨を歌ってる曲が結構沢山あるんだけど、その中でも雨が降り出すと
真っ先に口づさんでしまうのがこの曲なんですよね。
だから、この曲も聴けて嬉しかったかな...。

「雨をみていた」の演奏中に弦が切れてしまった大志さん。
大志さんが弦を張り替える間、急遽、亮さんが自身(ミサイルイノベーション)の曲を歌うことに...。
「何を歌おうかなぁ~。」っと言いつつ歌い始めた曲は「砂のお城」。
しかし、すぐに歌詞を忘れて演奏が止まってしまい、急遽曲変更。
そんなわけで最終的に歌ってくれた曲は「鮮やかな花」でした。
そんな風に亮さんが歌ってる横に座りながら大志さんはステージ上で弦を交換していました。
それがなんだか少し不思議な光景でしたね(笑)
でも、会場には手拍子も起こって盛り上がってましたけど。

ここでは「アイ・アム・レジェンド」の映画を亮さんが観に行った話しを...。
映画の中では亮さんの大好きなボブ・マーリーの曲も使われていた様で、
それにちなんで、ここではボブ・マーリーの曲「Redemption Song」を亮さんが歌ってくれました。
ちなみにこの曲は映画のエンディングで流れていた曲らしいです。
結構、奥深い曲ですよね...。

そしてここからは再び、Jet Lily Starのお二人、薮内さんとヒデトさんの2人が登場です。
いろんな話題でちょっぴり長いMCが終わった後、とってもリズミカルなギターの演奏で始まった15曲目は、
ものすご~く久しぶりに歌ってくれた曲「呼ぶ笛」
難しい曲だからとなかなか今まで歌ってくれなかったので、まさか聴けると思ってなくてちょっと感激。
この曲はヒデトさんと2人で歌ってましたが、薮内さんもハモリで加わってましたね。
とっても切れの良い歌と演奏でした。かっこよかったですよ!

16曲目はヒデトさんのユニットUESAの曲「サマームービー」をヒデトさんが歌ってくれました。
とっても攻撃的で早口な曲です。だけど、歌詞は結構かわいらしいんだけどね。
ちなみにこの曲ではマラカスを振りながらヒデトさんは歌ってましたよ。

ここではミサイルイノベーションの名古屋ライブと室蘭の大志さんの唄会の告知も。
そこから北海道の話題になって、アスパラやメロンなどの食べ物の話しで盛り上がっていました。
そんな話しの後歌ってくれたのは、カバー曲で「DAY DREAM BELIEVER」
どちらの名義で書いた方がいいんだろうって悩むけど、
日本語詞だからザ・タイマーズのカバーって事でいいのかな?
この曲も大志さんとヒデトさんの2人で歌っていました。
すごく温もりのあるメロディーだから自然と心に残る一曲ですよね。

そのままリズミカルに演奏を始めた18曲目は「STEP」
今回大志さんは、めずらしくカズーを使ってましたね。
でも、カズーの音色はこの曲にピッタリかも...。良い感じにはまってましたよ。
もちろん会場は手拍子で盛り上がっていました。

ここでもMCを挟まずにそのまま次の曲へ。
19曲目に演奏してくれた曲は「Life goes on」でした。
やっぱりこの曲はどんな時でも盛り上がる一曲だよね...。
今回も楽しいサイコーの演奏を聴かせてくれました。
「どうもありがとう!」っと歌い終わると大志さんが叫んで、メンバー紹介をしました。
どうやらこれで本編は終わりの様です。
みんなステージから降りて行きました。

もちろんその後もアンコールの手拍子は続きます。
割とすぐに「ありがと~!」っと大志さんが再び登場し、またメンバーを紹介しながら迎え入れました。
ここでは「そうだね...、オレ終盤戦のネタ増やすわ。バレバレだもんねぇ!」っと言いつつも、
アンコールではお馴染みの「愛はどうしたの」を歌ってくれました。
確かにね、アンコールって言ったら「Hello バイバイBye」「B-Love」「愛はどうしたの」、
この辺りが定番になってるかもね!
ちなみに今回は血液型で区切ってのコール&レスポンスでした。

歌い終わると次回の唄会は8月1~4日の辺りで調整中ですと言う大志さん。
結局8月2日(土)に決定したみたいですね。
そしてラストの曲はやっぱりこの曲「Smile」です。
「Smile」も、もちろんヒデトさんと一緒に歌っていました。
そして、いつも通りしっとりと唄会の幕は閉じました。

今回もとっても素敵な時間を過ごすことが出来ましたよ。
そんな唄会の曲順は以下の通りです。



曲順

1 .天気予報じゃ雨
2 .真夜中のコール
3 .遊ぼうよ(SION)
4 .Heaven(Bryan Adams)
5 .空中トレイン(薮内寛和)sing by 薮内寛和
6 .Swallow and Blue
7 .パレード(Jet Lily Star)sing by 真田暎人
8 .Sitting alone

- 休憩 -

9 .ラムネ色の雨の朝
10.ジミニークリケットはまだ来ない
11.Beautiful view
12.雨をみていた
13.鮮やかな花(ミサイルイノベーション)sing by 大渡亮
14.Redemption Song(Bob Marley)sing by 大渡亮
15.呼ぶ笛
16.サマームービー(UESA)sing by 真田暎人
17.DAY DREAM BELIEVER(The Timers)
18.STEP
19.Life goes on

- アンコール -

20.愛はどうしたの
21.Smile




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