久しぶりの高円寺JIROKICHIでの唄会。去年の12月以来だから約一年ぶりなのかな。
今回はゲストも大勢いるし、お客さんも多いかなって思って、
いつもよりちょっぴり早めに出て、お店に到着したのは開場時間の40分前。
にも関わらず整理番号は12番。みんな結構早く来るんですねぇ!
でも、この番号ならひとまず座って見れそうなので一安心...
ちなみに今回も会場は満員で立ち見の方も沢山いましたよ。
開演時間から20分位遅れて、大渡亮さんと片岡大志さんの二人がステージに現れました。
大志さんは龍の柄のロングTシャツにブルージーンズ。
柄付きのギターストラップがそのシャツとマッチしてて、ちょっとかっこよかったかも。
亮さんは、帽子から足元まで全身黒っぽい格好だったかな。
大志さんが中央に座り、亮さんがステージ右奥の椅子へ...
まずは亮さんを紹介し、「いつもの様に、いつもの感じから」そう大志さんが言って
2人がギターを奏で始めた1曲目は、「Beautiful view」。
この曲は「新品の日々」と同じ位、始まりにピッタリの曲じゃないでしょうか。
亮さんのギターとコーラスが入ると曲のイメージが一段とさわやかになります。
重みのある「Beautiful view」もかっこよくて好きだけど、これはこれで私は好きですよ。
でも、見えてくる曲の景色みたいなものはちょっぴり変わるかな...
曲紹介などの短いMCの後歌い始めた2曲目は「チェーン」。
個人的な意見としては、せっかくなのでこの曲は後半に聴きたかったかも。
ギターだけじゃなく、他のゲスト(楽器)も加えての演奏の方がもっとかっこよかったはず!
バンドバージョンの「チェーン」が忘れられないから、きっとそう思っちゃうんでしょうね。
とは言え、「Beautiful view」も「チェーン」も好きな曲なので聴けて嬉しかったです。
その後大志さんは次に歌うカバー曲の解説をしてくれました。
大志さんが大好きなバンドってだけあって、詳しく曲の背景を話してましたよ。
3曲目に亮さんと2人で歌ってくれたカバー曲は、ローリング・ストーンズの「Wild Horse」。
大志さんは過去に何度か歌ってくれたことがある曲ですが、亮さんと2人で歌うのは初めてのこと。
初めてとは言え、この手の曲の洋楽カバーは2人の声にピッタリなので、
いつも通りとても安定した歌声を聴かせてくれました。
ここからはゲストのFonogenicoの高山奈帆子さんと川口潤さん、そしてミサイルイノベーションの
兄(双子のお兄さん)こと林久悦さんの3人も加えての演奏です。
潤さんは左奥のグランドピアノの前へ、奈帆子さんはそのピアノの隣にあるマイクスタンドの前へ、
そして兄はステージ奥のパーカッションの前に座りました。
奈帆子さんの衣装がとってもかわいらしかったです。
特に大きな赤いお花のついた緑の帽子はめちゃくちゃキュートでした。
Fonogenicoのお二人は関西出身という事で、大阪弁の話題も...
ここで歌ってくれたのは約一年前にこのJIROKICHIで鈴木朋ちゃんと大志さんがデュエットしていた、
ハンバート ハンバートのカバーで「同じ話」。
今回は、潤さんのピアノの演奏と兄のブルースハープも加えて、
奈帆子さんと大志さんの2人でデュエットです。
こうやって聴いてみると、なんとなく奈帆子さんと朋ちゃんって歌声が似てるんですね!
奈帆子さんの歌声を聴いてると、思わず朋ちゃんの歌声も一緒に思い出してしまいます。
でも、奈帆子さんの方が声が少しやわらかいのかな? 2人とも癒してくれる歌声なんですけどね。
奈帆子さんと大志さんのデュエットも良い感じでしたよ。
それから印象に残ってるのは兄のブルースハープ。よいアクセントになって味がありました。
それにしても、この曲を歌う時の大志さんって本当に優しい表情をしますよねぇ...
表情だけじゃなく、歌声もとても優しくなるんですけどね。
ここで、ミサイルイノベーションの亮さんと兄の2人は一旦退場。
Fonogenicoの2人がステージに残り、大志さんと一緒に演奏します。
その前に、潤さんと大志さんの出逢いについて語ったりもしてましたね。
そして再びデュエットソングってことで、ここでは「恋」を歌ってくれました。
大志さんはこの曲でデュエットするのが好きですよね...
奈帆子さんと2人で歌う「恋」もとても素敵でしたよ。
なにより、潤さんのピアノの演奏、とてもよかったです。とても新鮮でした。
潤さんなりのまた違った「恋」のカタチを聴かせてもらえた気がしました。
そして、Fonogenicoのライブの告知(12月2日 SHIBUYA BOXX)を奈帆子さんがした後に、
歌ってくれたのはFonogenicoの曲で「ねがいごと」。
いつもFonogenicoのライブの最後に歌う曲みたいです。
この曲では、奈帆子さんが歌って、大志さんはギターだけの参加です。
とっても綺麗なキラキラした旋律の曲です。歌詞も同じ位綺麗なんですよねぇ...
でも、綺麗なだけじゃなくって、優しさが心に響いてくるんです。
ゲストの曲の中では今日一番ココロに残った曲かも知れません。
たぶん、一人で部屋で聴いたら泣いちゃう曲だと思います。
「この曲いいよねぇ。夜中の3時4時位にこういうの一人で聴いてるとよくない!」
っと曲が終わると話し出す大志さん。ホントよくないです(笑)
更にゲストが登場です。ここからは、真田暎人さんも参加です。
ヒデトさんは大志さんの隣のマイクスタンドの前で立って歌いました。
7曲目はヒデトさん(TOKYO DROP)の曲で「楽園」です。
この曲のレコーディングの時にはFonogenicoの潤さんも参加していたみたいです。
だけど、どうやら大志さんの勘違いからこの曲に今回決定した様子。
「レコーディングした時ってさぁ、ハモリを入れようと思ったけど高すぎて入らないって
そんな感じじゃなかった?」と大志さん。それに対して、
「それがまったくの記憶違い... 勘違いで... 僕ら楽しいな。
ちょっと違うんですけど、嘘から出た誠みたいな。」と話すヒデトさん。
おそらく、大志さんはその勘違いから奈帆子さんも一緒にこの曲をって思ったんでしょうね。
そんなわけでこの曲は、奈帆子さんが一緒にハモリながらヒデトさんと2人で歌います。
ヒデトさんの声って男性なのにめちゃくちゃ高いですよね。
その高い歌声が、奈帆子さんのやわらかい歌声と混ざると、心地よいです。
後半は大志さんも少しだけハモってました。とても綺麗でしたよ。
一部ラストの曲、8曲目は大志さん一人だけがステージに残りました。
ここでは、アルバム制作が伸びている言い訳(?)もMCで話したりしてましたね(笑)
大志さん、プロデュースばかりじゃなく、ご自身のアルバム制作もがんばって下さいネ!
そして本日、唯一の大志さん一人での弾き語り曲は、「Sitting alone」。
同じテーブルで聴いていたお友達がこの曲を聴いて泣いてたっけ...
その涙が全てを物語っていたんではないでしょうか。
20~30分位の休憩を挟んで始まった二部では、ミサイルイノベーションと
Fonogenicoの潤さんの4人が参加してのスタートです。
ミサイルイノベーションの弟(林由恭さん)はアコースティックベースを弾いていました。
ちなみにここでは亮さんのギターの接触が悪くて音量が小さくなってしまうトラブルも...
無事ギターの音量も戻って始まった9曲目は、「風の吹かない日でも船は出したい」。
大志さんの唄会ってギターだけの演奏が多いから、やっぱり新鮮ですね。
ピアノにベースにパーカッション(ブルースハープ)が入ると音に厚みが増します。
だけど、オナカマ着弾などで聴くバンドバージョンとはまた違った温かさがあります。
アコースティックな音色はぬくもりがあって私は大好き。
この曲をそんな音色で聴くことが出来て嬉しかったです。
ここからは潤さんはちょっと休憩して、ミサイルイノベーションと大志さんの4人だけでの演奏です。
「実はこういうアコースティックぽいのを一緒にやるのって初めてだねぇ!」っと
大志さんが林兄弟に話しかけます。そこから林兄弟にちなんで双子の話題に。
そしてこのメンバーでの定番曲「ミサヲ」が10曲目に...
この曲は弟のベースが印象的だったなぁ。
そして、大志さんと亮さんのいつもと変わらない歌声も聴くことができました。
ミサイルイノベーションの告知(11月24日プラネットKでのワンマンライブ)などのMCの後、
「そんなミサイルイノベーションのキュートなナンバーから行きますか!」と大志さん。
そんなわけで11曲目は、ミサイルイノベーションで「踊ろよハニー」。
ポップなサウンドに会場からは手拍子も...
間奏では、亮さんの「タピオカライチ」コールにのせて、ギターを演奏する大志さん。
とても楽しい演奏を聴かせてくれました。
会場の空気が暖まったまま、そのままの流れで演奏してくれた12曲目は「真夜中のコール」。
亮さんのギターソロもよかったけれど、流れるような弟のベースが特に心地よかったなぁ...
ベースが入ることで大志さんのメロディーも一段と温かく聴こえるから私は好き。
他の唄会でももっとベースが入った演奏を聴きたいなぁ。
ちなみに、この曲も会場からは手拍子がおこっていました。
再びヒデトさんが登場して、ここではヒデトさんのバンドTOKYO DROPの告知を。
「12月3日に渋谷のO-Crestで、12月3日に渋谷のO-Crestで、ワンマンライブがあるので...」
っとヒデトさんが繰り返し強調したので会場からは笑いが...
しかも、ミサイルイノベーションの林兄弟の誕生日も12月3日ということで会場は盛り上がってました。
ちなみに、12月3日のTOKYO DROPのワンマンでは大志さんはゲストとしてギターで参加、
Fonogenicoの潤さんもピアノで一緒に参加するみたいですよ。
そんなわけで、ヒデトさんも加わって歌い始めた13曲目は「Shatter」。
大志さんとヒデトさんが交互に歌っていきます。
そして、サビでは亮さんも加わって、3人で綺麗にハモリます。
この曲は、プラッサオンゼでも3人で歌ってましたしね、歌う度にどんどん良くなってきてる気がします。
とても安定した歌声を聴かせてくれました。
ここでのMCは、大志さんとヒデトさんがラーメンを食べる為に笹塚から新宿まで歩いたという話し。
昨日は大志さんのラーメン100種類店舗達成記念という事もあって気合が入ってたみたいですよ。
本当に最近の大志さんはラーメンにはまりまくりですよね。この日も唄会前にメンバー全員で食べてたみたいだし。
でも、それだけラーメンを食べまくった結果、何処が一番美味しかったんでしょうか。ちょっぴり気になります。
そんなMCの後は、ヒデトさんがTOKYO DROPの曲「願い」を歌ってくれました。
「楽園」もよかったけど、私は「願い」の方が好きかも?!
ちょっぴり攻撃的な演奏にのせた力強い歌声。この曲では大志さんもハモリを。
二人の歌声って音域がぶつからないから、幅が広がって一緒に歌うと良い感じなんですよね。
「次の曲はちょっと久しぶりにこの曲やろうかなって思って用意してきました」
っと大志さんが話した後、手拍子を仰いで始まった15曲目は「ゴチャついた世界」。
この曲も大志さんとヒデトさんが交互に歌ってました。
途中ヒデトさんが一瞬歌詞を忘れて「ラララ~」と歌ってた姿が印象に残りました。
その時に思わず横にいるヒデトさんを笑ってみつめた大志さんも印象に残ってます。
それから亮さんのギターソロもありましたね。
全体的にとても勢いのある演奏でした。
ここからは再びFonogenicoのお二人も登場。全員(7人)がこのステージ上に揃いました。
大志さんはシェーカーを取ってくると言って一瞬楽屋に戻り、
演奏中はギターをおろしたままシェーカーを顔の横でフリフリ歌ってました。
ヒデトさんと奈帆子さんの2人がハモリながら大志さんが歌った16曲目は「遊びに行こうよ」でした。
軽いタッチのピアノの演奏が一段と楽しい曲の雰囲気を作り出していました。
潤さんのピアノソロもよかったですよ。
でも、私がこの曲で一番印象に残ったのはヒデトさんかなぁ...
ステージを見渡しながら、誰にも負けないくらいの笑顔で、
楽しくて楽しくてしょうがないんですといった表情でヒデトさんは歌っていました。
ちなみにこの曲では、途中で大志さんがステージ後ろを振り返って両手でメンバーに合図をして、
演奏を抑えた後、男女にわかれてお客さんとコール&レスポンスも。
「最後の曲になります」そう言って大志さんが歌い始めた17曲目は「愛はどうしたの」。
ヒデトさんの笑顔の話題を書いたけれど、大志さんももちろん今日は始終笑顔でしたよ。
やっぱり、大勢でのステージは大志さんも楽しいんでしょうね。
いつも以上に笑顔で歌う大志さんの姿を見れた気がします。もちろんこの曲でも。
この曲ではいつも通り会場を3ブロックに分けてのコール&レスポンス。
歌い終わるとメンバー全員一旦ステージを降りました。
アンコールの拍手でまず最初に登場したのはミサイルイノベーションの林兄弟。
弟がアンコールの拍手をそのままあおいで手拍子に変えると林兄弟の2人が演奏し始め、
後を追って出てきた、大志さんと亮さんも急いでギターを抱えてそれに続きました。
アンコール1曲目はこの4人のメンバーで「青すぎるブルー」。
「高円寺のブルー」と途中で叫びながら大志さんが歌うと会場からは笑いも。
そういえば、「踊ろよハニー」とも途中で歌ってたなぁ(笑)
「青すぎるブルー」が歌い終わると、ヒデトさんと奈帆子さんをすぐに呼び込んで、
まったりとした演奏で始まったアンコール2曲目は「Hello バイバイBye」。
この曲は最初からお客さんも一緒にハモっていました。
定番となったコール&レスポンスでお客さんもだいぶ慣れてきてるみたいですね。
この曲では前回同様、途中で亮さんも歌っていました。
やっぱり私は「Hello バイバイBye」を歌う亮さんの声が好きみたいです。
今回も亮さんの歌声が耳に残りました。
「今日は本当にありがとうございます。久しぶりに拾得でやらせてもらって...」
っと大志さんが言うと会場からはブーイングが、ここは拾得じゃなくJIROKICHIです(笑)
まぁ、なんとなく似てますけどね。特に亮さんのブーイングがすごかったなぁ。
その後メンバー全員を紹介して、歌い始めたラストの曲はやっぱりこの曲「Smile」。
ちなみに今回は「表参道の...」の朗読部分はヒデトさんが歌っていました。
ヒデトさんの朗読すごくよかったけれど、やっぱりこの部分は大志さんに歌って欲しかったなぁ...
でも、7人で演奏する「Smile」はとても素敵でしたよ。
そんな感じで楽しい時間はあっという間に過ぎて、今日の唄会も静かに幕を閉じました。
にぎやかな唄会もいいですね!でも、cabotteのような大志さん一人で歌う時間も大好きなので、
一人で唄うライブもちゃんとやっていって下さいネ!
ちなみに今回の写真もお友達が撮ってくれたものです。いつもありがとう。
そんな今回の曲順は以下の通りです。
曲順
1 .Beautiful view
2 .チェーン
3 .Wild Horse (ROLLING STONES)
4 .同じ話(ハンバート ハンバート)
5 .恋
6 .ねがいごと(Fonogenico) sing by Fonogenico
7 .楽園(TOKYO DROP)sing by 真田暎人
8 .Sitting alone
- 休憩 -
9 .風の吹かない日でも船は出したい
10.ミサヲ
11.踊ろよハニー(ミサイルイノベーション)sing by 大渡亮
12.真夜中のコール
13.Shatter
14.願い(TOKYO DROP)sing by 真田暎人
15.ゴチャついた世界
16.遊びに行こうよ
17.愛はどうしたの
- アンコール -
18.青すぎるブルー
19.Hello バイバイBye
20.Smile
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