今年に入って4回目になる青山プラッサオンゼでの唄会。
今日は週末と2人のゲストという状況が重なってなのか、
店内は予約ですでに満席状態。立ち見のお客さんも大勢います。
私は店内の一番後ろにある少し段の高くなかったテーブル席に座りました。
この席に座るのは今回が初めて...
会場全体を見渡せる席で、なんだかいつもと景色も違って見えます。
たまにはいいのかな、こんな席から眺めて観るのも。
ステージには3本のマイクと2つの椅子が用意されていました。
開演時間の20時から10分程過ぎたあたりで、まずは大渡亮さんが登場して、
向かって左側の椅子に腰をおろしました。
すぐ後に続くように、ビールを片手に持った大志さんが登場して右側の椅子へ...
大志さんはギターを抱えるとすぐにタバコを口にくわえてから、
ステージ上の2人で乾杯をすると再び腰をおろしました。
今日の大志さんは、明るめの青っぽいチェックのシャツにジーンズ姿。
照明にあたった大志さんの髪色は一段と明るいブラウンにみえました。
先週のライブですでに髪は短くなっていましたが、改めて見てもやっぱり若いなぁ!
ちなみに亮さんは、黒い帽子に、黒っぽいTシャツ、そしてジーンズ姿、
腕にはミサイルイノベーションのリストバンドをしていました。
そんなわけで本日の唄会はゲストの亮さんと大志さんの2人でスタートしました。
まず一曲目は聴き慣れたメロディーから...
この2人が揃うと必ず歌ってくれる「ミサヲ」。
ミサヲから始まる唄会、ちょっと新鮮かも知れません。
会場はすぐに2人の歌声の世界に包まれました。
亮さんのギターソロもミサヲの独特の世界を色付けます。
少しのMCを挟み、先週の「オナカマ着弾!」のライブでもやった曲という紹介の後、
演奏してくれた2曲目は「Beautiful view」。
私やっぱりこの曲好きかも...
聴く毎にこの曲の世界に惹きこまれてしまいます。
先週のバンドバージョンもかっこよかったけど、やっぱりアコースティックもいいですね。
アコースティックの方が少し軽くなる気もするけど、とても聴きやすい気がします。
大志さんの歌声も明るく感じました。
大志さんが亮さんを見ながら演奏していた姿も印象的でした。
歌い終わるとタオルで汗をふく大志さん。
まだ2曲しか歌ってないのに、すでに汗をかいてるみたいです。
今日は本当に沢山汗を拭いてたなぁ...
ここでのMCは亮さんが吉野家の「つゆだく」と卵かけご飯専用醤油のお話を。
そして、MCの流れからここで亮さんを紹介する大志さん...
亮さんを紹介し終わるとすぐに3曲目の「ここへおいで」を演奏し始めました。
とっても爽やかな演奏で、楽しそうに歌いあげる大志さん。
そのメロディーで暖かい空気に会場が染まりました。
「新しいネタを持ってこれなかったので...」
ということで、前回亮さんと一緒に唄会をやったときも2人で歌っていた
ローリングストーンズの「ruby tuesday」を4曲目に歌ってくれました。
もちろん今回も2人でずっとハモって歌っています。
2回目という事もあってなのか、心なしか前回よりも綺麗にハモってる気がしました。
とっても綺麗でしたよ、2人の歌声。
やっぱり2人は仲良しだけあって息がピッタリですね。
ずっと聴いていたかったなぁ...
そしてお次はゲストの亮さんの歌を。
「ライブで2回しかやっていない曲をやってみようと思います。」
そんな感じの事を亮さんが言うと大志さんが驚いていました。
「えっ?! 2回しかやってないの?」って...
曲名はまだ未定のミサイルイノベーションの曲が5曲目に...
とてもストレートな優しい歌詞とメロディーの曲でした。
「苦しくて 苦しくて せつない夜は 思いっきり泣くがいいさ
泣いて 泣いて 泣いて 泣いて 泣き疲れたなら 今日は寝てしまえばいい」
そんな感じのサビでしたね。
この曲は大志さんも一緒に歌っていました。
「この前譜面の整理をしていたらすごい昔の曲を書いたノートが出てきて...」
とMCで話し出す大志さん。
「ちょうど亮と出逢った頃位の曲をちょっと今日はやろうかなって思って。」
っと大志さんが話すと、亮さんが「19歳の頃ってことは17年前だよなぁ」っと言い出し、
17年前なの?っとまたまた驚く大志さん。
そんなわけでここでは、大志さんにとって懐かしい曲を歌ってくれました。
曲名は「タバコの灰が」...
19歳にしてはとても大人びた歌詞とメロディーでしたが、大志さんらしいなぁっていうのが
私が一番最初に感じたこと。
ファーストアルバム時代の大志さんの楽曲を匂わす曲だったかも。
そういえば、私が一番最初に大志さんの曲に出逢った時もそんな事を感じてたなぁって
ちょっと思い出しながら聴いていました。
当時高校生だった私から見ても大志さんの曲は大人びていて...
だけど早く大人になりたいと憧れる年頃だった私にとっては、
その曲の世界がとてもかっこいいなぁって... 感じていて。
「タバコの灰が」は私は今回初めて聴いたけれど、そんな私でもとても懐かしさを感じました。
昔の大志さんの色がくっきりと現れていた曲だったんじゃないでしょうか...
ここで亮さんは一旦退場。ひとりになった大志さんが、
「今度はその16年後に書いた曲です。」
そんな紹介と共に歌い始めた7曲目は「マリンスノー」。
この曲もだいぶ聴きなれてきた気がします。
最近大志さん良く歌うものネ!
優しい歌声で大志さんはこの曲を歌いあげてくれました。
マリンスノーを歌い終わった後のMCでは、
昼ドラの主題歌を歌ってた片岡さんですよね?っと街中で偶然呼びとめられたというお話。
そんな話しの流れから8曲目は「ふたりぼっち」を歌ってくれました。
私にとって「ふたりぼっち」の想い出はイコール高校時代なのかも...
昼ドラの「風のロンド」は今となってはストーリーも思い出せません。
だけど主題歌として流れていた「ふたりぼっち」は今でもはっきりと記憶の中に存在しています。
主題歌って不思議なもので、その曲を聴くと当時の記憶とかがよみがえってきたりするんですよね。
きっと「ふたりぼっち」を当時聴いて、今でも思い出して大志さんに声をかけてくる人達は、
そんな当時の想い出の中にこの曲が生き続けているんでしょうね。
それってとっても素敵な事なんじゃないかなって気がします。
さて、ここからはもう一人のゲスト真田暎人(ヒデト)さんの登場です。
ヒデトさんはJET KELLYというバンドのボーカルさんだったのですが、
当時大志さんがJET KELLYをプロデュースしていたのです。
今ではJET KELLYからTOKYO DROPというバンド名に変わってしまったのですが...
私もJET KELLY時代に一度ライブを見たことがあります。
TOKYO DROPになってからはヒデトさん単独でのライブしか見たことがないのですが...
そんなヒデトさんが歌ってくれた9曲目は大志さんの曲で「恋」。
ヒデトさんなりの「恋」の世界を精一杯歌い上げてくれたように感じました。
とても素敵な声の持ち主だと思います。
ちなみにこの曲では普段とは逆で、大志さんがサビをハモっていましたよ。
そして一部最後の曲は、ヒデトさんの曲を亮さんも加わって一緒にやることに。
10曲目はJET KELLY(TOKYO DROP)のデビュー曲でもある「星のリンダ」。
ヒデトさんの合図と共に会場からは手拍子も...
やっぱりご自身の曲ということもあり、ヒデトさんもいきいきとしてましたね。
この曲でもやっぱりサビは大志さんがハモリます。
「星のリンダ」は発売日当日にワクワクしながらCDを買いに行った記憶があります。
大志さんがプロデュースをするバンドがデビューするっていう嬉しさもあったのですが、
ラジオで何度か聴いてるうちに洗脳されちゃったんですよね(笑)
星のリンダって何?って思いつつも、かっこいいなぁって!
だから、こうして聴けた事は嬉しかったです。
いつもより少し短めの休憩を挟んで始まった2部は、まずは大志さん一人での登場。
「この曲は随分前に人の為に書いた曲です。」そう言って歌い始めた11曲目は「大きな風」。
大志さんが昔、亜波根綾乃さんに歌詞を提供した曲です。
この曲が聴けてめちゃくちゃ嬉しかったです。
ホントにホントに大好きな曲なんです。優しい詞の世界がたまらなく好き。
でも、普段は歌ってくれないだろうなぁって諦めてリクエストすらしないんですけど...
だから「大きな風」が聴けるなんてこれっぽっちも思ってなかったから、とにかく嬉しくて×100...
でも、嬉しすぎると私は上手く言葉で表現できなくなっちゃうみたいです。
この曲を聴くと思い出すのは、2001年のCalifornia-Againでのライブかな。
その時は「大きな風」を聴くことが出来て、ライブ中嬉しすぎて泣いちゃったんですよね。
あの時同じ様に他にも泣いてる友達がいたんだよねぇ... あの子は元気にしてるのかなぁ?
「大きな風」を聴いて胸がいっぱいになった後、ココロを休める事なく、
12曲目に聴くことが出来た曲は「一番早い列車」。この曲も久しぶりですよね。
8~9年前、私が初めてサイトを作った時、その当時から私は大志さんの紹介をしていて、
その紹介文の中で私がもっとも好きな曲として書いていたのが「一番早い列車」でした。
長い月日を重ねるうちにそんな事もすっかり忘れてしまっていましたが...
でもこの歳になってから「一番早い列車」を改めて聴いていたら、
当時この曲を聴いてた時と同じ様な感情がよみがえってきて、やっぱりこの曲好きだなぁって。
でも、ここで多くは語らずにそっと耳を傾けていたい曲かも知れません。
この日も大志さんは、変わらず素敵な歌声を聴かせてくれました。
ここから再びゲストの亮さんが登場です。
亮さんが登場すると2人の会話が弾みます。
そして話しの流れから何故かパチンコ店でのバイトの話しに...
ここではパチンコ店でのアナウンスを「オレの方が得意だぜ!」っと大志さんが言いだし披露。
とても早口に店内アナウンスのモノマネをする大志さん。その迫力に会場からも拍手が...
一曲歌うより体力使ったかも、みたいな事も言ってましたね。でも、その位すごい勢いでしたよ!
それからアルバム制作の話しなども少ししていましたね。
そんなMCが終わると先週の「オナカマ着弾!」のライブではバンドバージョンで
聴かせてくれたあの曲を披露... ここでは「チェーン」を歌ってくれました。
とてもリズミカルな2人のギターと共に聴かせてくれましたよ。
でもやっぱりこの曲はまたバンドで聴いてみたいかも...
もちろん、アコースティックの「チェーン」も素敵なんですけどね。
そしてここでは、亮さんが再び歌います。
この曲は大志さんの唄会でも前に歌ってくれたのでよく覚えています。
だけど、曲名は未だに未定の様子...
しっとりとした曲ですが、亮さんらしい曲だなぁって思います。
この曲は最初から最後まで亮さん一人で歌っていました。
15曲目はゲストのヒデトさんも登場して3人で「Shatter」を演奏。
歌う前にはヒデトさんが大志さんと亮さんの2人にいじられまくってましたねぇ。
ちなみに、「Shatter」はヒデトさんが中心に歌ってサビを3人でハモる感じでした。
ヒデトさんこの曲を練習していて当日は寝れなかったそうですよ。
その練習の甲斐もあって、大志さんの曲「Shatter」をとても素敵に歌い上げてくれました。
しかし、3人でハモるとホントALFEEみたい!
めっちゃくちゃいい感じにハモっていて、とってもとっても綺麗なんですけど、
頭の中はALFEEだぁ!ってそれで一杯に(笑)
歌い終わった大志さんも、「ちょっとALFEEぽかった?」って、うんうん、ぽかったです!
でも、なんだか聴きなれた「Shatter」がちょっぴり違う曲に聴こえましたね。
だけど、3人のハモリはかっこいいですよ! 3人で歌い続けるライブもおもしろいかもネ。
「クラップハンズ!」っと大志さんが叫んで、会場から手拍子がはじまると、
16曲目のヒデトさん(TOKYO DROP)の曲「bt fly high」の演奏が始まりました。
とってもスピード感がある、ノリの良い曲です。歌っているのはもちろんヒデトさん。
勢いのある曲なのであっという間に終わってしまった感じがしました。
でも、若さみたいなモノを感じさせてくれる曲でしたよ。
ヒデトさんはここで一旦退場、17曲目は亮さんと2人で「真夜中のコール」。
会場からは手拍子が...
やっぱりこの曲を聴くと唄会も後半戦なのかなって感じちゃいます。
ライブも後少しですよぉって言われてるような気持ちになっちゃうかな。
良い曲なんだけどね、楽しい曲なんだけどね、な~んかさみしくなっちゃいます。
そんな風に感じるのは、私だけなのかなぁ?
本日3曲目の亮さんの曲が18曲目に...
聴きなれた曲「鮮やかな花」!
「鮮やかな花~♪」っと大志さんがハモルと思いきや「Saturday Night~♪」っと歌う大志さん。
そういえば、先週の「オナカマ着弾!」のライブでびゅーちふるずが、
もしもびゅーちふるずがベイ・シティ・ローラーズのサタデー・ナイトをカバーしたら...
っということで替え歌を歌っていましたが、その時は逆に
「Saturday Night~♪」の部分を「鮮やかな花~♪」って歌ってましたよね...
そんなわけで、亮さんも一緒になってラストは「Saturday Night~♪」っと歌ってました。
ちなみに、この曲では2番のAメロを大志さんが歌っていましたよ。
そして19曲目は手拍子そのままに「A Silly Lovesong」を演奏。
サビでは亮さんも一緒にハモっていました。
とってもノリが良い曲なので、流れるように終わっちゃった気がしました。
しかも、ギターの演奏をとめる事なくそのままラストの曲「青すぎるブルー」へ突入。
時間もすでに23時近かったから急いでたのかなぁ?
両方とも勢いのある曲って事もあるけど、テンポよく流れていっちゃって、
後半はあっという間に終わっちゃったって印象だったかも知れません。
でも、2人の熱いギターはかっこよかったですよ。
アンコールは大志さんが一旦席を立つものの、汗を拭いたらすぐに席につき、
再びヒデトさんも呼び込んで、アンコール1曲目は「愛はどうしたの」を演奏。
歌い出しはヒデトさんから、その歌に大志さんがハモッて曲が始まりました。
でも、ハモって下を歌ってる大志さんの方が声が大きかったかも(笑)
まぁ、それも愛嬌ってことで...
そして、おなじみのコール&レスポンス。
会場を3ブロックに分けながら亮さん→大志さん→ヒデトさんと一緒に歌う感じでした。
みんな楽しんでましたね!
最後の最後、アンコール2曲目はヒデトさんが退場。
でも、亮さんも退場するつもりだったのかなぁ?
大志さんがギターを弾き初めてから、まだステージ上にいた亮さんが慌ててます。
会場からは大きな笑いが、結局大志さんが前奏を演奏している間に、
亮さんは急いでギターの準備をして、亮さんも一緒にギターを演奏し始めました。
そうしてラストのお約束曲「Smile」を大志さんが歌い始めました。
いつもと変わらない歌声で今日も「Smile」を優しく歌い上げ、唄会は幕を閉じました。
とても素敵な時間を今夜も過ごす事が出来ました。
そんな今回の曲順は以下の通りです。
曲順
1.ミサヲ
2.Beautiful view
3.ここへおいで
4.ruby tuesday (The Rolling Stones)
5.曲名未定(ミサイルイノベーション)sing by 大渡亮
6.タバコの灰が
7.マリンスノー
8.ふたりぼっち
9.恋 sing by 真田暎人
10.星のリンダ(TOKYO DROP)sing by 真田暎人
- 休憩 -
11.大きな風
12.一番早い列車
13.チェーン
14.曲名未定(ミサイルイノベーション)sing by 大渡亮
15.Shatter sing by 真田暎人
16.bt fly high(TOKYO DROP)sing by 真田暎人
17.真夜中のコール
18.鮮やかな花(ミサイルイノベーション)sing by 大渡亮
19.A Silly Lovesong
20.青すぎるブルー
- アンコール -
21.愛はどうしたの
22.Smile
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