梅雨目前の晴れた休日、今回で3回目となる「オナカマ着弾!」のイベントが
ふたたび吉祥寺のプラネットKで行われました。
会場に到着すると、地下のライブハウスに通じる階段にはすでに行列が...
もちろん会場前にも沢山のお客さんが溢れていました。
開演時間の19時になる頃には会場の後ろまでお客さんで埋め尽くされ、今回も満員の様子。
少し時間を押してステージに最初に現れたのは、びゅーちふるず。
笑いを取り入れ、お客さんと一体となって盛り上げるその姿は今回も健在です。
桜チョメ吉さんはステージ全体を動き回りお客さんを惹きつけます。
音楽を聴くというよりも、ショーを観ている、まさにそんな感じのライブです。
大志さんが「聴かせる」ライブとするならば、びゅーちふるずは「観せる」ライブ。
そして、ミサイルイノベーションは熱さを「感じさせる」ライブなのかな?!
三者三様、それぞれの色が混ざり合うそんなイベントなのかも知れません。
ちなみに今回びゅーちふるずは、新曲の発表もしていましたよ。
再びワンマンライブが、このプラネットKで決定したって発表もありましたね。
びゅーちふるずのライブで会場が盛り上がった後は、いよいよ大志さんの登場。
20時過ぎ、白いTシャツに赤いテレキャスター姿の大志さんがステージ上へ...
むかって左手前はKeyの浦さん、その奥にはBassの笠原さん、右手にGtの亮さん、
ステージ奥のDrは小関さん、そして中央にはもちろん大志さん。
沢山のお客さんが居たので、ステージ上はあまり見えなかったのですが、
ちょうどお客さんの隙間から大志さんだけが見える感じでした。
たまに背伸びをすると少しだけ他のメンバーも確認できましたが...
写真にも大志さんしか写ってませんしね。まさに写真の通りの視野かな。
照明が暗くなり、勢いのあるギターから始まった1曲目は「青すぎるブルー」。
声を張り上げるように力一杯歌う大志さんの姿が印象的でした。
髪もばっさり切って耳が覗く位短いヘアスタイル、前髪のせいもあるのかも知れないけど
一段と「若いなぁ!」って感じちゃいました。
まさにテレキャスターを掻き鳴らしながら歌う姿は、やんちゃな「ギター少年」って感じ...
この曲のイメージにぴったりだったかも知れません。
「青すぎるブルー」が終わるとすぐ、拍手をさえぎる様に
「Beautiful view いまシグナルはブルー La La La...」っと、
会場に響き渡るような大きな声で一人歌い出す大志さん。
その後に続くようにバンドの演奏が始まりました。2曲目は「Beautiful view」。
演奏はとてもポップなんだけど、逆にこの曲のかっこよさを引き立てていた様な気がします。
また一段とこの曲を好きになっちゃったかも...
ココロに響く歌を聴かせてくれました。
ここで挨拶をする大志さん。バンドメンバーもここで紹介。
そして、「バンドでやるのでは新曲ってことで、新しい曲を持ってきました。」
っと言ってすぐに演奏が始まったのは3曲目の「チェーン」。
たぶん、いつものアコースティックでの演奏とは違い、今回はKeyも変えて歌ってたのかな?
大志さんもこの曲ではギターにカポをつけてるような気がしたし...
とっても爽やかでちょっぴり大人なアレンジになっていました。
すごく新鮮な気持ちでこの曲を聴くことが出来ました。いいですね。
浦さんの跳ねるようなキーボードソロもかっこよかったです。
こんな風に、もっと他の曲も聴きたいです。
そして浦さんのしっとりした演奏から始まったのは、4曲目の「Shatter」。
この曲は浦さんの演奏が耳に残りました。
亮さんのギターもどこかせつなさを感じるような音色でした。
バンドで演奏することで曲に一段と色がついたようなそんな気がしました。
とても静かに幻想的なキーボードとギターの音色で始まったのは「ミサヲ」。
力強さはそのままに、だけどそこに優しさみたいなものもプラスされたような演奏。
アコースティックで聴くミサヲはとてもストレートなものがあるけれど、
バンドで演奏することで、曲が立体化する。
どちらもそれぞれの良さがあって、私はどちらも好き。
だけど、どんな時でも精一杯歌い上げる大志さんの姿はいつも変わらない...
真っ赤になって歌い上げる大志さんの顔がとても印象的でした。
歌い終わって笑いながら「酸素が少ないよぉ~!」っと言う大志さん。
お客さんが沢山入った会場では酸素も少なくなるんだろうけど、
きっと大志さんがそんなふうに歌うから酸素も少なくなっちゃうんでしょうね...
そして、今後リリースする予定のアルバムのお話を。
今日のバンドメンバーと一緒にアルバムを作るそうです。
「レーベルとしては何軒目になるの?」という亮さんの質問に答える大志さん。
数えながら渡り鳥だよねぇっと言う大志さん。
それから来週の、亮さんもゲストで出る唄会の告知など...
それ以外にも最近大志さんがプロデュースをしている人達、
SPLAY・TOYONOさん・つしまみれ・などのリリース告知などをしていました。
長いMCの後に始まった6曲目は「Hello バイバイBye」。
途中ドラムとキーボードだけの演奏になると、恒例のコール&レスポンス。
「亮が見本を見せてくれます」っと大志さん...
歌いながら「結構難しいねぇ」なんてつぶやく亮さん。
亮さんに続いて会場のお客さん達が一緒に歌います。
でも、みんな綺麗な歌声を聴かせてくれましたよ。
ここで、「スペシャルゲスト... チョメ吉~!」っと叫ぶ大志さん。
びゅーちふるずの桜チョメ吉さんがここで再びステージに登場しました。
相変わらずチョメ吉さんテンション高いですねぇ。
ペラペラとしゃべり倒していました。思い出話などもしていましたね。
印象に残ってるのは大志さんがチョメ吉さんの事を思わず「マク」と呼んでしまった事。
「桜チョメ吉ですよ! マクって誰だろう~? 今の記憶から消してくださいね。」
なんて笑ってチョメ吉さん交わしていましたが...
ちなみ「マク」ってチョメ吉さんの昔のバンドでの呼び名です。
そして、ここではチョメ吉さんと大志さんの2人で「愛はどうしたの」を歌ってくれました。
2人の綺麗なハモリで始まったこの曲... とても素敵でした。
チョメ吉さんはびゅーちふるずのライブ同様、ステージ上を動き回り
お客さんを煽って盛り上げながら歌っていました。
この曲でも恒例のコール&レスポンスで会場を盛り上げていましたよ。
そのままの勢いでラストの曲、「Life goes on」へ...
大志さんもギターを弾いて飛び跳ねながら歌ってます。
そしてチョメ吉さんもステージ上で大暴れ。
お客さんもみんなとても楽しそうでした。
対バンって事もあって、大志さんのライブは全部で8曲程でしたが、
とても中身の濃いライブだった気がします。
21時過ぎ今度はラストのミサイルイノベーションが登場!
ひたすら突っ走る、まさにそんなライブを見せてくれました。
会場もメンバーもみんな熱かったですネ!
そして今回も「タピオカライチ」コールと共に、ゲストとして大志さんが途中から登場。
林弟(Bass)が大志さんのマイクをステージに運びながら、客席にスタンドごとマイクを向けて
コールを煽っていた姿も印象に残っています。
大志さんも亮さんと同じ黒い「オナカマ着弾」Tシャツに着替えての登場です。
「モロヘイヤダンディ」と「ミサイルイノベーション」を一緒に演奏して歌っていました。
とにかく熱い...、かっこいいライブでしたよ。
そして、全てのライブが終わると、このイベント恒例のセッションタイム...
ミサイルイノベーションが最初にステージに登場し、その後びゅーちふるずのメンバー、
最後に再び「タピオカライチ」コールと共に、お酒を片手に持ちながら
肩にタオルをかけた大志さんが、何故か客席から登場。
ちなみにみんなでお揃いの「オナカマ着弾」Tシャツに着替えていました。
ここで少し長めのMCをした後、しっとりとしたキーボードの演奏と、
「ああ だから今夜だけは 君を抱いていたい
ああ 明日の今頃は 僕は汽車の中」
っという大志さんの歌声から始まった曲は「心の旅」。
大志さんが歌い終わると勢いのある演奏が始まりました。
みんなとても楽しそう。
このイベントの見せ場は、やっぱりこのセッションタイムなのかも知れませんね。
そして本当にラストの曲は、Vol.1の「オナカマ着弾!」のセッションでも演奏されてた、
「雨あがりの夜空に」が再び今回も歌われました。
もちろん会場は盛り上がっていましたよ。
大志さんもステージの前の方に出ていって、ギターストラップを肩からはずし、
ギターで客席を煽るような感じで演奏したりもしていましたね。
最後はみんなステージ上で思い思いに暴れて楽しんでたような気がします。
今回も素敵な時間を過ごすことが出来ました。
Vol.4はどんなイベントになるんでしょうか、今から楽しみです。
そんな今回のライブの曲順は以下の通りです。
今回も大志さんのみの曲順ですが...
曲順
1.青すぎるブルー
2.Beautiful view
3.チェーン
4.Shatter
5.ミサヲ
6.Hello バイバイBye
7.愛はどうしたの
8.Life goes on
- セッション -
心の旅(チューリップ)
雨あがりの夜空に(忌野清志郎)
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