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- 片岡大志 唄会 -

~2006.12.7 JIROKICHI~





今年東京で最後の唄会は、高円寺のJIROKICHIで行われました。
JIROKICHIは春以来ですね... でも、随分昔の事のように感じます。

今回は一時間位前に到着してしまいました。
外にはリハーサルの音が漏れ、その唄声に聴き入ってるうちに時間が経ってしまい、
結局12月の寒い時期にも関わらず、開場までその場で時間を潰してしまいました。
リハーサルにも関わらずとても素敵な唄声でしたよ。

そして、今回も大志さんが見やすい席に座らせて頂きました。
正直真正面ってなんだか恥ずかしいんですよね...
だけど、近くでその唄声を聴きたくて・・・。

大志さんがステージに現れたのは19時35分。
最近は青い服装が多かった大志さんですが、今回は袖だけが赤い白いロングTシャツ。
そして、ブルージーンズに黒いラバーソール。
髪の毛は短く切って、明るめの茶色い髪色に変身していました。
なんだか、「少年」っといった装いで、かわいらしかったですね。
そして、ギターはもちろんヤイリのエレアコ...

ステージに出てくると一言も話さずに、座ってすぐに歌い始めました。
突然の始まりといった印象を受けましたが、
唄声と同時に、会場は一瞬にしてその声に耳を傾け静まりかえりました。
ちなみに今回も平日に関わらず会場は満員です。

そんな1曲目は「Swallow and Blue」
最近はこの曲が1曲目になることがなかったので、何処か新鮮でした。
とても優しい笑顔で、丁寧に歌いあげてくれました。
声の調子はとても良さそうです。
今日の唄会を楽しみにさせてくれるような、そんな始まりでした...

そのまま間を開けず2曲目に... 2曲目は「Don't worry」
正直言うとまだ2曲目だというのに、今日は来てよかったって
私はすでに満足しちゃっていました。
大好きなこの2曲が最初に聴けたんですもの。
すごく幸せでした...
この曲を歌う大志さんの表情もとても優しかったですね。

そして今まで歌った2曲を曲紹介...
短いMCを挟んで「冬の曲です」と歌い始めたのは、
3曲目の「コバルトブルー」
素敵な選曲ですね。
アコースティックのライブに似合う曲ばかりがまずは並びました。
しっとりと、しっとりと、やわらかい時間が流れていました。

そして、ここからは大渡亮さん(アコギ)と浦清英さん(ピアノ)が登場です。
グランドピアノはやっぱりJIROKICHIならではですね!
ちなみに、今夜の亮さんは白黒のジャージらしき上着にブルージーンズ、
そして白っぽいスニーカーと黒い帽子姿での登場です。
浦さんはというと、黒味がかったハンチング帽に茶系でコーディネイトされた服装、
それに黒い革靴といった落ち着いた装いでした。

そんな3人で奏でた4曲目はカバー曲。
憂歌団の「シカゴ・バウンド」でした。
JIROKICHIではブルースが良く歌われるということで、
この曲を選んだそうです。
お洒落な音色がJIROKICHIの会場を包み込みました。
今回も大志さんはカバー曲を自分の曲のように歌いこなします。
さすがだなって毎回関心してしまいます。

その後は5曲目の「Beautiful View」
この曲ではサビを亮さんも一緒にハモっていました。
でも、特に印象に残っているのは、浦さんのピアノの演奏ですね。
浦さんのピアノが入ることで、この曲が一段と輝きます。
そのうえ、ステージからとても近いので、
大志さん・亮さん、2人の生声が直接私の耳に届いてきます。
大志さんが一人で演奏する時の、熱いBeautiful Viewもいいけれど、
今日のPOPなBeautiful Viewもサイコーです。

ここからはゲストの鈴木朋ちゃんの登場です。
今日の朋ちゃんは女の子らしい赤いワンピースです。
赤い髪留めもチャーミングで、ピンクのマニキュアもとても似合っていました。
ちなみに朋ちゃんはアルバムを引っさげての登場ということで、
MCはその話題が中心でしたね。

そんな朋ちゃんも交えての6曲目は再びカバーで、
ハンバート ハンバートの「同じ話」でした。
大志さんと朋ちゃんが交互に歌っていく、デュエット曲でしたが、
胸がキュンとしちゃうような、とにかく・とにかくかわいらしい曲でした。
朋ちゃんは大志さんの横に立ち、ずっと前を見て歌っていたのですが、
大志さんは時々朋ちゃんを見ながら、優しい唄声で語りかけるように
まるで恋人を見守るような、そんな素敵な雰囲気で歌っていましたね。

そしてここで亮さんは一旦退場...
浦さんが次の曲を勘違いして、楽器を準備し間違えるなんてハプニングがありつつも、
ここでは朋ちゃんの歌声が...
7曲目は鈴木朋ちゃんご自身の曲で、「Pinhole Nite」
ちなみに浦さんはソプラノサックスで、朋ちゃんはいつも通りピアノを弾きながらです。
大志さんはギターを奏でています。
繊細でキュートな歌声を聴かせてくれました。
素敵な曲ですよね...
この曲では大志さんがサビをハモっていました。
この2人の歌声はものすごく相性が良いと思います。

8曲目は前回朋ちゃんが唄会にゲストで来た時も2人で歌った曲。
大志さんと朋ちゃんが2人で作ったという、「LOVE IS EDDY」
朋ちゃんと一緒に歌う時の大志さんって、かわいらしい朋ちゃんの声にあわせてなのか、
本当に優しい暖かい歌声になるんですよねぇ...
力強い大志さんの歌声も大好きだけど、私はこの歌い方もすごく好きです。
この曲では大志さんはギターを置き、マイクをマイクスタンドからはずし手に持ち、
ゆらゆら気持ちよさそうに揺れながら、リズムに合わせて指を鳴らして歌っていました。
浦さんはアコーディオンです。

一部のラスト9曲目は「恋」でした。
朋ちゃんはいつも通りサビを一緒に歌っていました。
本当に、優しい時間が流れていきます。
ちっぽけな事などどうでも良くなってしまうような、素敵な魔法の時間でした。

休憩を挟んで、まずは浦さんがピアノに座り、大志さんと2人で演奏し始めたのは、
この季節にピッタリな曲「十二月の雨」でした。
前半大志さんはマイクを手に持ち、浦さんのピアノ一本で歌っていました。
途中からギターも弾き始めましたが、とても熱く歌い上げてくれました。
この曲本当に大好きです。

そして、びゅーちふるずの桜チョメ吉さんのリクエストで、11曲目は「新品の日々」
ここからは再び亮さんもギターで加わります。
でも、歌い始める前は大志さん会場を見渡し、「チョメ吉間に合わなかったのか?」って
ちょっと残念そうに歌い始めたんです。
だけど、途中から大志さん何度も後ろの方に目線が...
その目線の先を辿ってみると、チョメ吉さんがご機嫌にこの曲を聴いていました。
大志さんとても嬉しそうに歌っています。
よかったですね、ちゃんとチョメ吉さんにこの曲が届いて。

ここからは亮さんも歌うようです。
12曲目はミサイルイノベーション(亮さん)の曲で、「Give me your reason」
前回の大志さんの京都拾得でのライブで披露したという新曲らしいです。
私はこの曲を聴くのは初めてです。
メロディーも歌詞も亮さんらしい曲だなぁって感じました。
アコースティックにすごく似合う曲です。

ここでは亮さんと大志さんが交互に歌うらしく、今度は大志さんの歌です。
13曲目はお馴染みの「Shatter」
毎回歌ってくれる曲ですが、浦さんのピアノで聴くShatterは、
とても色っぽい曲調になるような気がします。
大志さんの公式サイトのアルバム解説に載ってる
『「君が好き」って言葉を伝える瞬間、どれくらいの想いや事情が
そこに込められているのだろう?』
という言葉をふと思い出しながら曲を聴いていました...

そして再び亮さんが歌う番です。
京都拾得でも、吉祥寺でも歌っていた新曲ですが、
「曲名はないけど、立ち入り禁止」と曲紹介を亮さんがしてから演奏が始まりました。
なんとなく前回は違う曲名を言っていた気がするのですが...
まぁ、細かい事は気にせずまだタイトルが決まっていないのですね!
Give me your reason同様、この曲もアコースティックが似合う曲です。

15曲目はやっぱり歌ってくれました... 「ミサヲ」
この曲では大志さんは顔を真っ赤にして歌っていましたねぇ。
相変わらず亮さんとの相性は抜群です。
しかし、今回は浦さんのピアノもめちゃくちゃ熱かったですねぇ!
激しすぎます!釘付けになっちゃいましたよ。
ピアノの世界に入り込み、ずっとピアノの音にあわせて口を動かしてました。

ちなみに歌い終わった大志さんは、汗をタオルで拭いていましたね...

そして、ここで嬉しい発表!
夏を目指して大志さんがCDを作っていこうと思ってるらしいです。
人前で発表しちゃえば、作らざるをえなくなるからなんて言ってましたね。
是非、有言実行して欲しいですねぇ...
今から楽しみです。

そんな嬉しいMCの後に歌ってくれた曲は「真夜中のコール」
この曲は大志さんの表情がすごく印象に残っています。
間奏の間、まずはピアノを演奏している浦さんを大志さんがじっとみつめ、
その後今度はギターを弾いてる亮さんをみつめ、最後に大志さんは微笑んでいました。
とにかく優しい笑みでした。
変わらない仲間と一緒のステージで演奏出来るって幸せですよね...

間を空けずに17曲目は「A Silly Lovesong」
会場には手拍子が...
この曲では亮さんがハモっていましたね。

前にも大志さんの笑顔が素敵なライブは何度かありましたが、
今日は本当にずっと素敵な笑顔が見れましたよ。
幸せそうな、楽しそうな、嬉しそうな...
やっぱりね、演奏している、歌っている本人の気持ちとかって会場に敏感に
伝わると思うんですよね。
だから、会場のお客さんにも伝染しちゃうんですよ!
今日のJIROKICHIの会場には笑顔があふれていましたよ。

そしてラストの曲は「Hello バイバイBye」
吉祥寺の時のように亮さんを真似してのコール&レスポンス。
こうして、和やかに時間は過ぎていきました。

アンコールは割りとすぐに大志さんがステージに登場...
その後に朋ちゃんが再び登場して、ピアノ。
そして浦さんがアコーディオン。
もちろん亮さんはギターを弾いて...
全員でのアンコール1曲目は「愛はどうしたの」
とても賑やかでしたねぇ。

そしてココで次回のライブの告知。
プラッサオンゼにて来年の1月20日(土)に唄会が行われるようです。
しかし、大志さんうっかり1月22日って言ってましたね。
大志さん、唄会終了後に日にちを言い間違えた事に気付いていました。
おちゃめですねぇ...

アンコール2曲目は「Life goes on」
浦さんはソプラノサックスを演奏です。
やっぱりこの曲はサックスが似合う曲ですね。
会場も盛り上げっていましたよ。

本当に最後の曲となったのは「Smile」
アコーディオンの音色はとてもこの曲に合いますね...

『にぎやかだった時は過ぎて
 みんな帰ろうとしてる
 汚れた顔で笑ったら
 それがサヨナラって意味

 少し笑って 今日が終わる
   笑って 忘れるように』

こんな風に素敵な時間は幕を閉じました。
予め演奏する曲が決まっていたっていうのもあるのかも知れませんが、
とてもバランスの良いライブだったように思います。
いつも譜面台をペラペラめくりながら曲を決める大志さんの姿が
見れなかった事は少し寂しいような気もしましたが、
こういうライブもいいかも知れませんね...

さて、そんな今回の曲順は以下の通りです。


曲順

1 .Swallow and Blue
2 .Don't worry
3 .コバルトブルー
4 .シカゴ・バウンド(憂歌団)
5 .Beautiful View
6 .同じ話(ハンバート ハンバート)
7 .Pinhole Nite sing by 鈴木朋
8 .LOVE IS EDDY
9 .恋

- 休憩 -

10.十二月の雨
11.新品の日々
12.Give me your reason sing by 大渡亮
13.Shatter
14.立ち入り禁止(仮タイトル) sing by 大渡亮
15.ミサヲ
16.真夜中のコール
17.A Silly Lovesong
18.Hello バイバイBye

- アンコール -

19.愛はどうしたの
20.Life goes on
21.Smile




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